『医療ドラマは時代を映す鏡』。いつの時代も医療ドラマと共に歴史が作られてきました。
今回は、医療ドラマ好きを名言する100人に「おすすめしたい日本の医療ドラマ」というテーマでアンケートを実施し、その結果をランキング形式でご紹介します。
ランキング上位のドラマは、いずれも臨場感あふれるストーリー展開と、医師たちの熱いドラマが魅力。また、医師たちの仕事や患者の苦悩など、普段はなかなか知ることのできない世界を垣間見る絶好のチャンス!
医療ドラマに興味がある方や、なつかしい医療ドラマをもう一度観たい方は、「日本の医療ドラマ一覧」とも言うべき、このランキングを参考に命のドラマに触れてみてください。
◆調査方法
調査日 | 2023.7/14~7/21 |
対象者 | 医療ドラマ好きな20代~60代の男女100人 |
回答方法 | おすすめしたい日本の医療ドラマのタイトルと理由を添えて回答(複数回答可) |
◆筆者・解説者
- 日本の医療ドラマランキング1位~20位
- 1位『コードブルー -ドクターヘリ緊急救命-』
- 2位『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』
- 3位『Dr.コトー診療所』
- 4位『コウノドリ』
- 5位『JIN-仁-』『JIN-仁- 完結編』
- 6位『白い巨塔』(唐沢寿明主演)
- 7位『救命病棟24時』
- 8位『医龍-Team Medical Dragon-』
- 9位『科捜研の女』
- 10位『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』
- 11位『アンナチュラル』
- 12位『監察医 朝顔』
- 13位『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』
- 14位『振り返れば奴がいる』
- 15位『ナイト・ドクター』
- 16位『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』
- 17位『PICU 小児集中治療室』
- 18位『リエゾン~こどものこころ診療所~』
- 19位『チーム・バチスタシリーズ』
- 20位『ザ・トラベルナース』
- 日本の医療ドラマランキング21位~30位
日本の医療ドラマランキング1位~20位
1位『コードブルー -ドクターヘリ緊急救命-』
堂々1位に選ばれたのは『コードブルー -ドクターヘリ緊急救命-』。20代~50代まで幅広い支持を得ましたが、一番多い年代は男女ともに「50代」でした。
放送日:2008年〜2018年
主なキャスト:山下智久 新垣結衣 戸田恵梨香 比嘉愛未 浅利陽介
ジャンル:救命救急(ER) 災害救急
医療監修:日本医科大学付属千葉北総病院
公式ホームページ:https://www.fujitv.co.jp/codeblue/
見どころ
日本医科大学付属千葉北総病院全面協力のもと、「ドクターヘリ」の存在を浸透させた作品。
リアルな医療シーン
「リアルさ」を追求した医療ドラマが多い中で、災害現場のセットやケガの状態を細部まで追求したのが「コードブルー」。1st season第5話に登場する「腹部に鉄骨が刺さる」ようなめったにあり得ないシーンもリアルに再現されています。
ドクターヘリの役割
今ではすっかり馴染みのある「ドクターヘリ」も実は歴史は浅く、2007年に全国配備を目指す特措法が成立したばかり。この作品によって全国に知らしめたといっても過言ではありません。
また、この作品をきっかけに医療従事者の道を選んだという人が多いなど、社会的な影響を与えたことも特筆すべきでしょう。
医師としての成長ぶりがうかがえる
医師とて一人の人間。自分の不甲斐なさと戦いながら、それでも医師としての使命を全うするために右往左往する姿は思わず応援したくなります。それが山ピーならなおさら!
コードブルー -ドクターヘリ緊急救命-を選んだ理由
◆魅力的な女優さんが多い
若手俳優たちがスタイリッシュに活躍するドラマでした。救命医療というのは現実が浮世離れした世界らしいのでドラマにしてちょうどいいのかもしれませんね。新垣結衣さん、戸田恵梨香さん、比嘉愛未さんと見目麗しい女優さんも目の保養でした。(40代男性)
◆医療現場の内部がわかる
救急医療の今まで知らなかった医療現場の内部を知ることができました。出演者が成長していく姿をみれるのもよかったです。(30代男性)
◆ストーリー自体が面白い
医療者として実際の医療現場とは違うなと思うところはありましたが、ストーリー自体が面白かったです。患者さんもしっかりとしたキャラクターづくりがされていたのも見どころでした。(30代女性・医療職)
『コードブルー -ドクターヘリ緊急救命-』を見る方法
◆DVDを購入する

◆DVDをレンタルする:TSUTAYA DISCAS
◆動画配信でみる:U-NEXT (劇場版のみ)
2位『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』

ひょっとして『ドクターX』が1位じゃない?と思っていた方もいらっしゃるでしょう。
『ドクターX』も20代~50代の男女が選んでいますが、一番多かったのは「40代女性」。大門先生のあのスカッとした生き方に憧れを感じる人が多いのかも!
放送日:2012年〜2021年
主なキャスト:米倉涼子 岸部一徳 内田有紀 勝村政信
ジャンル:外科
医療監修:森田豊 新村核(第一会若葉クリニック)
公式ホームページ:https://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x_07/
見どころ
「私、失敗しないので」という決めセリフと共に第1期から第7期までロングランヒットした医療ドラマ
米倉涼子がハマリ役
群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進むフリーランスの外科医という役柄は、まさに米倉涼子さんの雰囲気にうってつけ。大門未知子が演じられる女優さんはそうそういないかもしれません。
毎回のファッションも見もの。
大門未知子を盛り立てる豪華俳優陣
男気のある大門未知子とは対照的に、気が小さくてオペの腕も今一つの男性医師たちが、こてんぱんにやられるのが面白い!
麻酔科医の存在を見事にアピールした作品
オペに麻酔医はなくてはならない存在ですが、これまでの医療ドラマは麻酔科医にあまりスポットが当てられていませんでした。
大門先生に決めゼリフがあるように、城之内先生も麻酔科医としての名セリフを設定したことで、麻酔科医の存在や仕事内容を多いにアピールする結果となりました。
『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』を選んだ理由
◆米倉涼子さんの演技力
芯を曲げず、何があっても周りに左右されない、自分を貫き通すような生き方をしている、大門未知子がとてもカッコよく、「私、失敗しないので」という名台詞も大好きです。大門未知子を演じる米倉涼子さんの演技力の高さは勿論、出演されている俳優さんたちのアドリブの演技などでついつい笑ってしまうようなシーンも多く、まさに笑いあり、涙ありの作品で、傑作と呼べるドラマだと思います。(20代女性)
◆シリアスな医療ドラマなのに笑える
大門未知子の名台詞「いたしません」や医局の医師たちの揃えたような「御意」が教授に媚びを売っているようで面白い。名医紹介所の神原さんが毎回高額な請求書とメロンを持って行き、蛭間院長(院長代理)が請求額に驚きながらもメロンはキッチリ受け取っている様子がコントのようで、シリアスになりがちな医療ドラマなのに毎回笑ってしまう。(40代女性)
『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』を見る方法
3位『Dr.コトー診療所』

3位は、へき地医療の大御所『Dr.コトー診療所』。実は9割が30代~50代女性からの得票。ドロドロした医療ドラマ過ぎないのが女性層の支持を得たようです。
放送日:2003年〜2006年
主なキャスト:吉岡秀隆 柴咲コウ 筧利夫 時任三郎 泉谷しげる 大塚寧々 他
ジャンル:へき地医療 医療過疎
医療監修:片山雅彦(新東京病院)他
公式ホームページ:https://coto-movie.jp/
見どころ
美しい海と人情あふれた島の人たちに支えられ、「医療とは何か」「医師の仕事とは」を見出いしていく医師の姿を描いた感動作
飲み込まれそうな海の青さ
東京から約2000km程離れた日本の最西端にある「与那国島」の海辺にひっそりと建つ『Dr.コトー診療所』。海の青さはもちろん、遠くに台湾の山並みが見えたり、荒々しい波が打ち付ける断崖絶壁の景観など、数多いドラマの中でもロケーションの美しさはピカ一。
エンディング曲「銀の龍の背に乗って」
「♬ぎ~んの~りゅうの~」この曲が流れてくると、誰しも『Dr.コトー』を思い浮かべるのではないでしょうか。歌詞とメロディーの切なさがコトー先生の心情とリンクし、離島で診療する医師の切なさもつたわってくるようでした。
吉岡秀隆さんのキャラクター
吉岡秀隆さんといえば「北の国から」の子役のイメージが定着していましたが、その後の出世作となったのが『Dr.コトー診療所』。
お世辞にも医者というイメージではないものの、「離島の医者」となると話は別。良くも悪くもふんわりとした吉岡秀隆さんがコトー先生だったからこそ、これほどのロングランヒットにつながったのかもしれませんね。
『Dr.コトー診療所』を選んだ理由
◆コトー先生が島の人々に受け入れられていく姿に感動
このシリーズは家族そろってずっと見続けてきたドラマでした。町民の方との関りで最初はあまり信用されていなかったコトー先生でしたが、町民の方と触れ合うことで心を開いてもらって信頼関係を築き上げていく様子が描かれていてとても心温まるドラマで大好きでした。(30代女性)
◆島の自然が素晴らしい
まずは島の自然が素晴らしいです。島の人々の暮らしを丁寧に描いており、ドキュメンタリーを見ているようでした。(50代女性)
◆Drコトーは吉岡秀隆さんのはまり役
吉岡秀隆さんの朴訥とした素直な演じ方が五島健助のキャラクターによく合っていたと思います。美しい島の自然、癖だらけの島民、病気との闘い、その全てが調和のとれたヒューマンドラマとして感動を生んでいたと思います(40代女性)
『Dr.コトー診療所』を見る方法
4位『コウノドリ』

4位は『コウノドリ』。3位の『Dr.コトー診療所』』と接戦でしたが、30代~40代の支持を得て堂々3位にランクイン!
ご想像通り8割方は女性の支持ですが、30代・40代男性からも「男性もみるべき」という理由が多かったのが印象的でした。
放送日:2015年〜2017年
主なキャスト:綾野剛 松岡茉優 吉田羊 坂口健太郎 星野源 大森南朋
ジャンル:産婦人科
医療監修:荻田和秀(りんくう総合医療センター産婦人科)
公式ホームページ:https://www.tbs.co.jp/kounodori/
見どころ
「お産は奇跡だ」ということをわからせてくれる秀作。主人公は実在する産科医がモデル。
人それぞれの感動がある
お産は100人いたら100とおり。元気に生まれてくる子、障害をもって生まれてくる子、生まれてすぐに天国にお引越しする子。とはいえそこには必ず命の輝きがあって誰しも感動の涙を流すはずです。
産科はチーム医療
どんな診療科も例外ではありませんが、産科は特に医師、助産師、看護師、帝王切開時の麻酔医、ソーシャルワーカー、またNICU(新生児集中治療室)のスタッフなどのチーム医療が連携してこその診療科。一人のお産に関わるスタッフの様子が手に取るようにわかります。
テーマソングが泣ける
『コウノドリ』が2位に選ばれたのも音楽の力が大きいかも。コウノドリ先生がピアノで弾く「Baby, God Bless You(清塚信也)」、主題歌のUru『奇蹟』(第2シリーズ)は「泣けるドラマ主題歌」の一つです。
『コウノドリ』を選んだ理由
◆男性こそ見るべき医療ドラマ
これは男の人にこそ見てもらいたい医療ドラマだと思っています。出産という点においていかにリスクがあるのかいかに怖いのかいかに無事に産まれるのが凄いのかという事がとても学べた作品であり、感動したさくひんでもあります。(30代男性)
◆生まれてきて、おめでとう
小児医療が柱となる物語で、とにかく毎回泣かされました。聴覚障害を持つ妊婦さんの出産であるとか、毎話趣向を凝らしたお話で、考えさせられるテーマがいくつもありました。様々な事情はあれど、生まれてくる子供には、祝福の言葉をかけてあげたい。おめでとう、と。(40代男性)
◆こんな産婦人科の先生がいたらいいな
自分の体験も含めて、共感できる部分がたくさんあり、こんな産婦人科の先生が実際にいたら、救われる人はたくさんいるだろうな感じたドラマでした。(20代女性)
『コウノドリ』を見る方法
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◆DVDをレンタルする:TSUTAYA DISCAS
◆動画配信でみる:U-NEXT Hulu
Amazonプライムビデオ
5位『JIN-仁-』『JIN-仁- 完結編』
5位は『JIN-仁-』『JIN-仁- 完結編』。個人的には1位でも良いと思っているほどの名作です。男女比では女性の支持が多かったものの「歴史物」という理由からか、50~60代の支持が多かったのも特徴的でした。
放送日:2009年〜2011年
主なキャスト:大沢たかお 綾瀬はるか 小出恵介 麻生祐未 内野聖陽 中谷美紀
ジャンル:内科 外科 産婦人科 西洋医学 東洋医学 伝染病
医療監修:冨田泰彦(杏林大学医学教育学教室講師)酒井シヅ(順天堂大学医学部医史学 名誉教授)他
公式ホームページ:http://www.tbs.co.jp/jin-final/
見どころ
「神は乗り越えられる試練しか与えない」を支えに、見知らぬ世界で現代医療のいしずえを築いた医療ドラマのレジェンド的存在。
歴史上の人物を学べる
この作品には歴史上の有名人が多数登場します。その中でも影の主役といっていいほどの存在感が、内野聖陽さん演じる「坂本龍馬」。龍馬さんは南方先生(大沢たかお)のタイムスリップに関わる重要人物であり、最後の最後まで先生と共に日本の改革に尽力します。
また、「勝海舟」「緒方洪庵」「西郷隆盛」なども登場するので、ちょっとした歴史の勉強にもなりますよ。
当時の医療技術の素晴らしさ
医療技術や満足な薬も無い時代、ありあわせの材料で手術用具を作り、栄養補給のための食べ物や飲み物を作って人々を感染症や瀕死のケガから救うさまは、ドラマとはいえ涙なくしてはみられません。
咲(綾瀬はるか)とのプラトニックな愛が泣ける…
『JIN-仁- 完結編』最終回での咲さんからの手紙に日本中が涙したことでしょう。主題歌である平井堅の「いとしき日々よ」も、南方先生の想いが詰まった歌詞でした。
『JIN-仁-』『JIN-仁- 完結編』を選んだ理由
◆時代劇が好きな人も楽しめる作品
実際にはあり得ない設定でSF要素がある作品。時代劇が好きな人も医療系が好きな人も楽しめるものと思う。(30代女性)
◆医療ドラマであって人間ドラマ
まだ西洋医学が発展していない時代に、現代からタイムスリップした主人公が西洋医学の知識と技術で病気で苦しむ人を助けていく中で失うものや、新たな出会いなど、医学以外の人間ドラマも面白かった。(30代女性)
◆作中の音楽や主題歌が好き
作中の音楽と、舞台設定が大好きで、現代の医療のすごさと昔の方達の苦労などがよく分かり、少しサスペンス的な要素もあるのが好きです。主題歌もしょっちゅう聞いていました(40代女性)
『JIN-仁-』『JIN-仁- 完結編』を見る方法
6位『白い巨塔』(唐沢寿明主演)

6位は、もはや説明不要の『白い巨塔』。白い巨塔はこれまでに日本で6回、韓国で1回放映され「昭和の田宮版、平成の唐沢版、令和の岡田版」と認知されていますが、その中でも圧倒的多数で選ばれたのが「平成の唐沢版」でした。
今回のランキング調査は圧倒的に女性が多いにも関わらず、『白い巨塔』だけは男性の支持の方が多いという興味深い結果に!
放送日:2003年
主なキャスト:唐沢寿明 若村麻由美 江口洋介 黒木瞳 石坂浩二
ジャンル:外科 内科 大学病院 医局
医療監修:虎の門病院
公式ホームページ:なし
見どころ
日本の医療ドラマの元祖。「医療ミス」に焦点があてられ、医者の告知義務違反「インフォームドコンセント」による敗訴は、その後の実際の医療訴訟にも影響を与えた。
大学病院の医局制度の実態
教授の絶対的権威、教授選の裏側、女と金などドロドロした場面が多かったものの、ほぼ事実に沿った作品であり、医療ドラマという枠を超えて超リアルな社会派ドラマとして名を馳せました。
財前教授最後のセリフ『屍は生ける師なり』
視聴率32.1%を叩き出した最終回。
『僕の屍を病理解剖ののち、君の研究材料の一石として役立ててほしい』と書かれた遺書が読まれる中、ストレッチャーにのせられ病理解剖室に運ばれるシーンは、怖いくらいの荘厳さがありました。
アメイジング・グレイス
劇中にたびたび流れる「アメイジング・グレイス」。もともとはイギリスの牧師さんが作った讃美歌で、アメリカでは『第二の国歌』とまで言われる有名な曲ですが、日本では「白い巨塔」で知った方も多いのではないでしょうか。
心が洗われる名曲です。
『白い巨塔』(唐沢寿明主演)を選んだ理由
◆手術のイメトレをしているシーンが好き
今でも良く覚えています。唐沢寿明さんの白い巨塔大好きでした。目を閉じて手術をしている場面をイメージをしながら手を動かしている姿カッコよかった〜また見てみたくなりました。(60代女性)
◆「無念だ…」
唐沢さんの財前役が素晴らしかったです。毎週夢中で見てました。唐沢さんと江口さんはあの時代の最高な組み合わせだったと思います。財前の病気がわかっての最後の言葉「無念だ」の台詞の言い方に感動した事が忘れられないです。(50代男性)
◆財前と里見の根底にある友情に泣けた
外科医と内科医の患者への接し方の差が上手に描けていた印象でした。裁判で対立の立場となるも、根底にある友情が泣けた作品でした。(40代男性)
『白い巨塔』(唐沢寿明主演)を見る方法
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7位『救命病棟24時』
実は6位と同率だったのが『救命病棟24時』。30代・40代男女に支持された結果です。
1999年の第1シーズンからスペシャル版を挟み、2003年の第5シーズンまで、それまでの医療ドラマには少なかった「高度救命救急センター」や「チーム医療」の走りとして人気を博しました。
放送日:1999年~2003年
主なキャスト:各シリーズのあらすじ・見どころ・キャスト
ジャンル:救急救命(ER)災害医療 脳死移植
医療監修:日本医科大学付属病院高度救命救急センター
公式ホームページ:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/kyumei24_5th/
見どころ
アメリカの大ヒットドラマ「ER」に引けを取らないリアルさで、「日本版ER」と絶賛された作品。ただし反響が大きすぎて 第1シリーズ はお蔵入りになっているほど。
阪神・淡路大震災を彷彿させる大災害
第3シリーズが公開された2005年は、阪神・淡路大震災から10年たった年。首都直下地震に見舞われた東京という設定で、災害医療に奮闘する救命医療チームの苦悩と活躍が描かれ、阪神淡路のときには浸透していなかった「トリアージ」の教訓を活かし、多くの命が救われました。
全シリーズのテーマソングは「ドリカム」
第1シリーズから第5シリーズまでテーマソングは全て「DREAMS COME TRUE」が担当。特に第1シリーズの「朝がまた来る」、第3シリーズの「何度でも」は思わず口ずさめてしまうほど。
救命救急は「チーム医療」
高度救命救急センターはいわゆる「第3次救急」を受け入れる施設で、運ばれてくるのは命の危険がある患者さんばかり。
患者さんが運ばれてくると、医師を含む何人もの医療スタッフたちが「挿管」「ルート確保」「心電図のモニターつける」「CT撮る」、場合によっては「心臓マッサージ」するなど、総動員で戦わなければ目の前の命は救えません。
それまでの医療ドラマは「天才外科医」にスポットを当てたものがほとんどでしたが、このドラマをきっかけに「チーム医療」が命を救うことを知らしめました。
『救命病棟24時』を選んだ理由
◆実際の医療現場の緊迫した様子に感動
救命病棟24時は、初めて見た医療ドラマでした。私自身も両親が医療職で身近なものだったので、実際の医療現場の緊迫した様子や、進藤先生の素晴らしい医療技術を見てとても興奮したドラマでした。(40代女性)
◆シリーズ単体で見ても楽しめる
救命病棟24時 シリーズになっていて、話が繋がっているようで繋がってなくて、どのシリーズから見ても楽しめます。 私は第2シリーズの医局長演じる渡辺いっけいさんが好きでした!(30代女性)
◆進藤先生がかっこいい!
実際に看護師をしている私が見ても、医療描写が圧倒的にリアルで面白い。進藤先生がかっこよかった!(30代女性・看護師)
『救命病棟24時』を見る方法
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8位『医龍-Team Medical Dragon-』
絶対10位以内に入るだろうと思っていた『医龍』が堂々8位にランクイン!得票数の多かったのは40代の男女でした。
チーム医療といいながらも、坂口憲二さんの存在感が際立ち、第1期から第4期まで続くフジテレビの看板番組となりました。
放送日:2006年~2014年
主なキャスト:坂口憲二 小池徹平 阿部サダヲ 佐々木蔵之介 夏木マリ 水川あさみ
ジャンル:救急救命(ER) 心臓血管外科(バチスタ手術) チーム医療
医療監修:須磨久善(心臓血管研究所付属病院) 吉沼美恵 他
公式ホームページ:なし
見どころ
天才外科医・朝田龍太郎率いる「チームドラゴン」が、「バチスタ手術」の成功に向けて戦う。特に、手術における「麻酔科医」の存在をアピールした作品。
麻酔科医「荒瀬門次」の決めゼリフ
それまでの医療ドラマの中で、あまりスポットの当たらなかった「麻酔科医」の存在を大いにアピールしてくれたのが「荒瀬門次」役の阿部サダヲさん。
どんな患者でも7つで麻酔を効かせることができるという天才麻酔医で、決めゼリフは「ひとーつ、ふたーつ…むーっつ、にゃにゃーつ…はい落ちたー」。このセリフを毎回楽しみにしていたファンも多かったはずですよ。
坂口憲二さんの肉体美
もともと筋肉質でカッコいい坂口憲二さんですが、劇中で上半身裸になって披露する鍛え上げた胸板に、キュンキュンした女性ファンも数知れず。ビジュアルはまさに天才外科医そのものでした。
オンビートでのバチスタ手術
重症な拡張型心筋症に対する治療法の一つである「バチスタ手術」は、「チーム・バチスタシリーズ」でも登場しますが、朝田龍太郎(坂口憲二)の得意技として「オンビートでのバチスタ手術」、いわゆる心臓を動かしたまま心臓に直接メスを入れるという術式に目が釘付け。
『医龍-Team Medical Dragon-』を選んだ理由
◆BGMがカッコいい
医療系ドラマはBGMが好きで、医龍のBGMはカッコよかったです。シーズンとして全話通して初めてしっかり観た医療ドラマです。(40代女性)
◆麻酔科医役の阿部サダヲが狂ってる
天才の麻酔科医役の阿部サダヲがとにかく狂っていて、でも腕は確かというとても難しそうな役を好演していた(40代女性)
◆個人的にはシーズン1がおすすめ!
主演の坂口憲二がまさにはまり役で、最高の技術と知識を持ちタフな医師を見事に演じていたと思う。またチームのメンバーも個性的な面々で、各々背景があり事情を持ちながらも次々と仲間に加わっていくところが面白かった。個人的にはシーズン1が最も熱中して見ていた。(40代男性)
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9位『科捜研の女』
テレビ朝日の看板番組で、解剖医や法医学ドラマのさきがけとなった『科捜研の女』。たびたび再放送もされているせいか、20代~60代と幅広い年代から選ばれましたが、60代男女の票が多かったのがこの作品。
1999年のSeason1を手始めに、2023年8月16日からはSeason23が予定されており、医療ドラマの歴史を作ってきた作品といっても過言ではないでしょう。
放送日:1999年~
主なキャスト:沢口靖子 内藤剛志 斉藤暁 若村麻由美 小池徹平
ジャンル:法医学 解剖医 科学捜査研究所
医療監修:矢山和宏(宝塚医療大学) 他
公式ホームページ:https://www.tv-asahi.co.jp/kasouken2023/(season23)
見どころ
「科学は嘘をつかない」という信念のもと、あらゆる角度から真実にたどりつく科学者の執念と、日本の優秀な科学捜査の一面がみられた作品。
最先端の鑑定シーンが楽しめる
日常、ほとんど知ることのない科学捜査の方法や実験の数々に驚かされます。毎回、鑑定を行うシーンになると音楽が切り替わるとともに鑑定方法の名前がテロップで表示されるなど、ドキュメンタリー要素も十分味わえます。
風丘先生(若村麻由美)の差し入れ
主人公のマリコ(沢口靖子)を陰で支えるのが、法医学教室の教授であり、実際に遺体を解剖する風丘先生(若村麻由美)。毎回必ず人気のスイーツを手土産に科捜研を訪れるシーンは、「今日は何かな?」と思わせる楽しみの一つ。
沢口靖子さんの20年
ドラマが初公開されてから早20数年。当時30代だった沢口さんもすっかり大人の貫禄に。ロングラン先品であればあるほど、初期の作品を見ることで「わーなつかしい!」と思うこと間違いなし。
『科捜研の女』を選んだ理由
◆いつ見ても飽きないドラマ
科捜研の女沢口靖子さんとても品があっていつまでも変わらない人ですね〜もうずいぶん長く続いているドラマですが、飽きる事なく犯人などを想像しながら見ています。素敵な内藤剛志さんとのコンビが良かった〜。(60代女性)
◆ちょっとした勉強にもなる
科学というと難しいイメージなのですが、コミカルな演技で説明もわかりやすいです。ちょっとした勉強になる点も魅力的です。(40代女性)
◆沢口靖子さんの芯のある演技が素晴らしい!
沢口靖子さんの芯のある演技が作品に深みを出していて、どんな事件でもきっと彼女ならやってくれる!とい安定感すらあります。専門的な知識も多くて、ワクワクするドラマです。マリコさんはいつ結婚するのか気になります。(30代女性)
『科捜研の女』を見る方法
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10位『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』
さて、10位にランクインしたのが『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』。4/28に公開された劇場版は、6月4日までの公開38日間で、観客動員306万人、興行収入40.4億円を突破するなど、医療ドラマの歴史を塗り替える予感がします。
男女比では女性の支持が多く、その中でも20代女性の票が目立ったのも「劇場版」のヒットのおかげかもしれません。
放送日:2021年~2023
主なキャスト:鈴木亮平 賀来賢人 要潤 石田ゆり子 佐野優斗 仲里依紗 他
ジャンル:救命救急 災害医療 ERカー 東京消防庁
医療監修:東京都済生会中央病院 北里大学病院
公式ホームページ:https://www.tbs.co.jp/TokyoMER_tbs/
見どころ
数ある医療ドラマの中で、オペ室を搭載した「ERカー」をテーマとした唯一の作品。「死者を一人も出さない」という使命のもとで繰り広げられる汗と涙の感動物語。
鈴木亮平さんの流暢なセリフと医療技術
鈴木亮平さんは医者か?と思うほどのメスさばきと、専門用語だらけのセリフをすらすらと言ってのける様子に感激した人も多かったはず。
ERカーの内部
ERカーに搭載されている最新設備は、もはや近未来。AI技術を応用し、人間の声で指示するだけでドアが開いたりベッドが上下するなど夢のような医療設備です。
ドラマに登場するERカーはドラマ用に造られたものですが、陸上自衛隊には、「野外手術システム」の一つである「動く手術室」が配備され、有事に備えています。
役名がユニーク
実はドラマに登場する役名は、全員、東京都の地名が付けられているんですよ。「えー、そうだったの?」と思われる方はこちらもどうぞ。
臨床工学技士の存在
医療スタッフの一つである「臨床工学技士」という存在にスポットがあたったのは、TOKYO MERのおかげだと思います。
人工心肺や「ECMO(エクモ)」などの「生命維持管理装置」を操作する医療業界のエンジニアを、若い女性に人気の「佐野優斗」さんが演じたことで、その名が知られるようになりました。
『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』を選んだ理由
◆スピード感に脱帽!
スピード感があって、見ごたえがあった。毎回助かるので、何となく安心して見ることができた。(30代女性)
◆鈴木亮平さんのファンになった
この作品に出てくる鈴木亮平の演技がが素晴らしくて一気に惹き込まれファンになりました。普段邦画の映画は見ないのですが、このドラマが魅力的過ぎて見に行ってしまいました。(40代女性)
◆災害や事故現場に行くシーンが迫力満点
災害や事故現場に行くシーンが多いため、その様子などが迫力があったり緊迫感があったりで、見応えがすごくある。
主役の鈴木亮平さんの、専門的な医療用語を早口で支持するシーンや、皆で協力して患者を助けるチームプレイもかっこよくてすごく好き。 最初は対立していたメンバーが心通わせていくのも良い。(40代女性)
『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』を見る方法
さて、ここからは10位~20位の紹介です。みなさんがお好きな医療ドラマは選ばれているでしょうか。
11位『アンナチュラル』

見事11位にランクインしたのは『アンナチュラル』。実は12位の『監察医 朝顔』ともども「遺体の解剖」という一見重たいテーマにも関わらず、幅広い年代から支持を得ました。男性陣からは「石原さとみが魅力的」というコメントが多かったのも特徴かも。
放送日:2018年
主なキャスト:石原さとみ 窪田正孝 井浦新 市川実日子 松重豊
ジャンル:解剖医 法医学
医療監修:上村公一 鵜沼香奈(東京医科歯科大学)
公式ホームページ:https://www.tbs.co.jp/unnatural2018/
見どころ
法医学や解剖医の医療ドラマは数あれど、「不自然死究明研究所(UDIラボ)」で働く人々の人間ドラマとミステリーが融合した秀作。
窪田正孝のメガネと筋肉
このドラマにおいて久部六郎演じる窪田正孝さんは脇役ですが、物語を進める上でのキーパーソンとも言える人物。『ラジエーションハウス』とは全く異なる雰囲気で、「メガネが可愛い」「あの筋肉がたまらない」など、多くの女性ファンを釘付けにしました。
主題歌が流れるタイミングが絶妙
主題歌は、米津玄師「Lemon」。感動する医療ドラマの裏には100%名曲が潜んでいるというのが私の持論ですが、この作品は特に、物語がピークに達して、視聴者がウルウルしそうな時に、絶妙なタイミングで流れるので涙がポロっとこぼれてしまいます。
『アンナチュラル』を選んだ理由
◆人間らしさがあって共感できる
とても見応えのあるドラマでした。毎回のご遺体の謎、中堂の恋人の件と、ストーリーの組み立てが見事で引き込まれました。とても重い内容ではあるのですが、だからこそミコトや東海林の一見ヘラヘラした感じにリアリティがありました。
登場人物それぞれに共感する部分もあります。実際、人間って正しいばかりの人間っていないと思うし。初見から何年か経ってからまた見返しましたが、何度見ても面白かったです。(50代女性)
◆「石原さとみ」の演技に拍手!
私立解剖医で連続ドラマ的な作品です。キャラクターの設定やラストのオチまでの伏線が素晴らしい。「石原さとみ」の正義感は名演だと思っています。解剖医という職業の厳しさも伝わってきます。「石原さとみ」の「高嶺の華」の次に好きなドラマです。(50代男性)
◆毎回のストーリーが面白い
ストーリーがすごく面白く、引き込まれる。 続きがすごく気になり、連続ドラマとして、放送していたときは毎週、楽しみにしていた。 全然知らなかった職業であったため、見ていても勉強になるというか、興味深かった。 主題歌もマッチしていて、スタイリッシュな感じもしていてカッコよかった。(40代女性)
『アンナチュラル』を見る方法
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TELASA
12位『監察医 朝顔』

11位の『アンナチュラル』に続き12位も法医学の『監察医 朝顔』。40代~60代の男女から支持されました。
放送日:2019年~2022年
主なキャスト:上野樹里 時任三郎 風間俊介 中尾明慶 山口智子
ジャンル:解剖医 法医学
医療監修:上村公一(東京医科歯科大学)
公式ホームページ:https://www.fujitv.co.jp/asagaosp2022/
見どころ
法医学がテーマで毎回解剖シーンなどがあるものの、医療ドラマの域を超えて、人の死から見えてくる「生きていることの幸せ」を伝える作品。
理想の夫婦像
母が東日本大震災に被災し、今も行方が分からないという悲しみを抱える朝顔(上野樹里)。そんな朝顔が父や夫の桑原くん、娘のつぐみ(加藤柚凪)という家族とともに少しずつ乗り越えていく姿は、ドラマだとわかっていても思わず胸が熱くなります。
結婚しても夫のことを、友達のように「桑原くん」と呼ぶ仲の良さで、視聴者からは「朝顔と桑原は理想の夫婦」とまで言われるようになったとか。
名子役誕生
娘のつぐみ役を演じたのが「加藤柚凪」ちゃん。2015年生まれで現在8歳の女の子。実は『監察医 朝顔』でデビューするも作品自体が大ヒットしたため、一気に人気子役となりました。
その後も、「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」(第3話)、「病室で念仏を唱えないでください」(第4話)、「家庭教師のトラコ」、「相棒 Season21」(第10話)、「リエゾン -こどものこころ診療所-」などスター街道まっしぐら。
将来が楽しみですね。
『監察医 朝顔』を選んだ理由
◆遺族に死者の最後の想いを伝えるシーンが感動的
大好きな作品です。とっても穏やかな雰囲気で見ることができました。亡くなった方が最後の最後まで何を考えているたのかを朝顔が導き出し、教えてもらったことを遺族の方に伝えるのがとても感動的で素敵なドラマだと感じました。(20代女性)
◆3.11を忘れない
山口智子さんが出演すると知って見ることにしたのですが、監察医という大変なお仕事は亡くなった人の声を聞く事。とても感動しました。またあの大震災のシーンはこわくて震えが止まらず、泣いてしまいました。(50代女性)
◆忘れられない良作ドラマ
上野樹里の爽やかな美しさ、風間俊介の理想に近い夫像、そして若年性認知症にかかり大切なことをだんだん忘れていく父、時任三郎など、忘れられない良作ドラマでした。(40代女性)
『監察医朝顔』を見る方法
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13位『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』

13位は、病院薬剤師をテーマにした『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』。私の予想では女性からの票が多いと思っていましたが、なんと票の半分は30代以降の男性から!
ちなみに「アンナチュラル」も石原さとみさん目当ての男性層が票を伸ばしました。
放送日:2020年
主なキャスト:石原さとみ 西野七瀬 田中圭 桜井ユキ 成田凌 真矢みき
ジャンル:薬局薬剤師 病院薬剤師
医療監修:松本尚、原義明(日本医科大学)
公式ホームページ:https://www.fujitv.co.jp/unsung/
見どころ
医療ドラマとして唯一、一般にはあまり馴染みのない「病院薬剤師」にスポットを当てた作品。
「アンサング」という言葉が意味するもの
実はこの作品、現役薬剤師さんや看護師さんら多くの医療従事者の方から反響があり、「薬剤師が心臓マッサージするなんてありえない」とか「薬剤師が病気を見つけるなんて、医師や看護師を軽視している」などのご指摘もあったといいます。
ドラマなので多少の演出はあったものの、一方で、病院薬剤師を経験された方からは「よくぞ採り上げてくれた」という声も。
いずれにせよ、「アンサング」が意味する「世に知られておらず、褒め称えられることがない」病院薬剤師という仕事の存在に敬意を表します。
原作漫画が大人気
このドラマの原作は、『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』という医療マンガ。石原さとみさんそっくりのお団子ヘアーの主人公のドタバタぶりが、漫画とはいえ忠実に面白く書かれており、「ドラマは見てないけど漫画は読んだことがある」という人も多いのではないでしょうか。
ドラマに登場するさまざまな薬の名称も、ゆっくり見返すことができるので、漫画好きの方にはおすすめですよ。

『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』を選んだ理由
◆同じ薬剤師として共感できた
アンサングシンデレラ。病院薬剤師が個人の判断で患者さんのところへ直接出向いたりとかちょっとありえない部分もありましたが、同じ薬剤師として共感できるところも多々あり、面白かったです。(50代女性・薬剤師)
自身が薬剤師として働いており、医師とのやり取りの難しさ、医師や患者さんとのやり取りの大変さ、実際の現場でありがちなパターンなどがうまく表現されており、実体験と照らし合わせながら楽しむことができた。(30代女性・薬剤師)
◆薬剤師の仕事に興味を持った
薬剤師に焦点を当てたドラマは初めてだったから新鮮だった。裏での薬剤師の活躍を知れて、ドラマを見て初めてこの職業いいなと思えた。(30代女性)
『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』を見る方法
14位『振り返れば奴がいる』

想定外のエンディングに日本中が固唾をのんだ『振り返れば奴がいる』。1993年という古いドラマにもかかわらず堂々14位にランクイン!
さらには全投票数のうち、なんと2/3が40代男性という興味深い結果となりました。
放送日:1993年
主なキャスト:織田裕二 石黒賢 千堂あきほ 松下由樹 西村正彦
ジャンル:外科
医療監修:不明
公式ホームページ:なし
見どころ
喜劇の「三谷幸喜」が、白い巨塔のオマージュ作品として手掛けたドラマデビュー作。医療ドラマ通がうなる伝説の名作。
衝撃のラストシーン
『振り返れば奴がいる』が世代をこえて愛されている理由は、おそらく最終回のラストシーンでしょう。放送終了後には、結局どうなったの?生きてるの?と問合せが殺到したといいます。
良い意味で、あれほど炎上した作品はそうそうお目にかかれませんね。
『振り返れば奴がいる』を選んだ理由
◆違う結末でもう一度見てみたい
石黒賢と織田裕二の善悪の対比が良かった。終盤で両者が邂逅したようにみえたが結局石黒賢は病気で死んでしまい織田裕二も刺されて死んだかもしれない結末は、リアルタイムで見ていた当時はすっきりしないなと思った。三谷幸喜の脚本なのでそれがベストだったかもしれないが、できれば違う結末を見てみたいと今は思う。(50代男性)
◆このドラマに憧れて看護師になった
初めて見た医療ドラマで、これに憧れて実際に看護師になった思い入れのあるドラマです。ヒールな織田裕二がかっこいい!(30代女性・看護師)
◆織田裕二の鬼気迫るセリフが忘れられない
初めて見た医療ドラマです。今見返すと如何にもトレンディードラマ全盛期に作られた設定や物語ですが、織田裕二と石黒賢の迫真の演技は凄まじかったです。織田裕二の「戻ってこい」という鬼気迫るセリフは未だに忘れられません。(40代男性)
『振り返れば奴がいる』を見る方法
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15位『ナイト・ドクター』
15位にランクインしたのは、2024年からスタートする「医師の働き方改革」に一石を投じた『ナイト・ドクター』。30代~50代男女の支持を集めました。
放送日:2021年
主なキャスト:波留 田中圭 岸優太(King & Prince) 沢村一樹 北村匠海 岡崎紗絵
ジャンル:救命救急
医療監修:北総救命(日本医科大学千葉北総病院) 新村核(第一会若葉クリニック)
公式ホームページ:https://www.fujitv.co.jp/NightDoctor/
見どころ
現代医療が抱えるさまざまな問題点、特に医師の過酷な労働環境に着目した医療ドラマ。
1話ごとに現代医療の問題点が浮き彫りに
本来、救命救急センターの対象にならないような「コンビニ受診」の問題や、貧困のため治療を拒否する患者、繁忙で1週間も家に帰れない医師など、1話ごとのストーリーが本格的!
主題歌はなんと5曲!
このドラマは一見重くなりがちな医療ドラマを、5人の人気俳優さんを起用し、それぞれの個性にあった5曲をテーマソングに選んでいます。どの曲も、最近ネットや配信で急上昇中のアーティストばかり。
医療監修は「コード・ブルー」の北総救命
『ナイト・ドクター』の医療監修は、日本医科大学千葉北総病院救命救急センター、通称「北総救命」の先生たちで、あの『コード・ブルー』を手掛けた皆さんです。
『コード・ブルー』にしても『ナイト・ドクター』にしても、細部まで追求したリアリティあふれる演出には毎回脱帽。その裏話を聞くとドラマがますます面白くなるはずですよ。
『ナイト・ドクター』を選んだ理由
◆日本の医療の闇が垣間見れる
夜間勤務の緊急医療医たちの日々の悪戦苦闘ぶりや悲哀を通して、現代日本の医療、そしてその背後にある社会の闇がヒューマニズムの観点から丁寧に描かれており、大変味のあるメディカルドラマとして今も記憶に残っています。(50代男性)
◆岸君と北村君がカッコよかった
岸君と北村君のドクター姿がかっこよかったです。夜の病院は独特の雰囲気がありあまり好きではないのですがナイトドクターのドラマは話の内容も面白かったです。でも日勤ドクターの意地悪さにはムカッとしました。(50代女性)
◆医師の普段の生活も描かれていて面白い
若い研修医たちの医師としての姿だけでなく、普段の彼らの姿も描かれてるのが新しいと思いました。 男女の機微もコメディタッチで面白かったです。(30代女性)
『ナイト・ドクター』を見る方法
16位『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』

16位に選ばれたのは、『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』通称「ラジハ」。
「放射線診断医」という専門医に着目した唯一の作品です。30代~50代の支持され、男女比はほぼ同率でした。
放送日:2019年~2022年(劇場版)
主なキャスト:窪田正孝 本田翼 広瀬アリス 遠藤憲一 和久井映見
ジャンル:放射線技師 放射線診断医
医療監修:松本尚、原義明(日本医科大学) 日本医科大学千葉北総病院 救命救急センター 他
公式ホームページ:https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse2/index.html
見どころ
「医者をリードする医者」、通称「ドクターズドクター」と呼ばれる「放射線診断医」にスポットをあてた画期的な医療ドラマ。
放射線診断医という医師の存在
私たちは日頃、レントゲンやCTを撮る時に「放射線技師」さんのお世話になりますよね。ただし、その裏側に画像診断のプロフェッショナルである「放射線診断医」がいることはあまり知られていません。
患者さんと接する機会はほとんどありませんが、主治医が治療方針を決定する際に詳細なデータが必要なのは言うまでもなく、ある意味で「医者をリードする医者」といわれるのも頷けます。
窪田正孝♡本田翼
このドラマは、救命救急さながらに病名や専門用語がバシバシ登場し、医療ドラマ好きにはたまらない作品ですが、さらに盛り上げてくれたのが「窪田正孝♡本田翼」のラブストーリー。
ただし、「べったり」したものではなく、衝突し合いながらも実はお互いを尊敬し、支え合っていくというハートフルなもの。思わず応援したくなる2人です。
主題歌はマンウイズ「Remember Me」
「頭はオオカミ、身体は人間」というビジュアルのロックバンドMAN WITH A MISSION、通称「マンウィズ」。ファンにはたまらない選曲でしょう。
マンウィズは日本はもちろん、海外の有名アーティストとコラボして演奏活動を行う一方で、被災地支援にも積極的に参加するなど、アーティストとしての枠を超えて活躍しています。
『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』を選んだ理由
◆メンバーが個性的で笑った!
ラジエーションハウスが大好きです。メンバーのみんなの個性的なやりとりがシュールで、つい笑ってしまうところがあります。(30代女性)
◆最新の放射線診療を知る事ができた
数多く医療ドラマを見てきた中で、放射線科や放射線技師をテーマにした作品はこのドラマだけでしたので、とても新鮮味もあり最新の放射線診療や治療を知る事もでき勉強にもなりました。(50代男性)
◆コメディタッチの解説が面白かった
普段一般人が見ていない部分について医療をコメディタッチで描かれていて診療という点についてとてもわかりやすく面白く見ることが出来ました。(30代男性)
『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』を見る方法
17位『PICU 小児集中治療室』
17位は、昨年「泣ける医療ドラマ」として話題を呼んだ『PICU 小児集中治療室』。個人的にはやっと来た~!って感じです。
テーマが子供を扱うものだったり、主役が吉沢亮さんという理由からか、9割方が女性票でした。
放送日:2022年
主なキャスト:吉沢亮 安田顕 高杉真宙 木村文乃 中尾明慶 生田絵梨花
ジャンル:小児科 小児救急 集中治療室
医療監修:植田育也 (埼玉県立小児医療センター)
公式ホームページ:https://www.fujitv.co.jp/PICU/introduction/
見どころ
「病院が遠いからという理由で失っていい命なんかない」という信念のもとに繰り広げられる、北海道の小児医療の実態を訴えた力作。
北海道のドクタージェットが命を救う
ドクターヘリではまかないきれない緊急事態を補うために誕生した「ドクタージェット」。実はドラマのための設定ではなく、すでに北海道で運用が始まっており、実話に基づいたストーリーになっています。
北海道の雄大な大自然
『PICU 小児集中治療室』は、至るところで北海道の大自然を楽しむことができます。夏の富良野から始まって札幌の大倉山ジャンプ競技場、イルミネーションがきれいな大通公園、冬の函館など、旅行気分が味わえるのも魅力的。
安田顕が第二の主役?
今やドラマに引っ張りだこの安田顕さん。実は大泉洋さん率いる「チームナックス」のメンバーで、北海道民にとっては自慢の俳優さんです。
どんな役柄でもこなす安田さんですが、命の火が消えそうな子供を目の前にして涙ぐむシーンに、多くの女性がもらい泣きしたことでしょう。
『PICU 小児集中治療室』を選んだ理由
◆お涙ちょうだいのドラマではない
吉沢亮と大竹しのぶの親子関係が素敵だった。子供の医療というお涙ちょうだいかと思っていたけど若者たちの成長の過程がメインと感じた。(40代女性)
◆PICUの存在を知った
PICU~小児集中治療室~が好きです。このドラマで初めてPICUの存在を知りました。特に北海道など広域な県では地形や距離に阻まれて輸送の問題が立ちはだかり、医師不足も懸念されます。問題提起としてのドラマは心に響きます。(40代女性)
◆地元が映るとうれしい
好きな俳優の吉沢亮と安田顕が出るのでみました。舞台は北海道だし見ない理由がありません。見知った地域と好きな俳優のドラマは最高。毎週欠かさずリアルタイムで見ました(40代女性・北海道在住)
『PICU 小児集中治療室』を見る方法
18位『リエゾン~こどものこころ診療所~』
17位にひきつづき18位も「泣けるドラマ」がランクイン。夜11:15~という時間帯であったにも関わらず18位にランクインしたのは、それだけ人の心を打つものがあったということでしょう。
放送日:2023年
主なキャスト:山崎育三郎 栗山千明 松本穂香 志田未来 戸塚純貴
ジャンル:小児科 精神科 発達障害
医療監修:三木崇弘(児童精神科医・社会医療法人恵風会高岡病院)
公式ホームページ:https://www.tv-asahi.co.jp/liaison/
見どころ
自らも発達障害を抱える院長と研修医の凸凹コンビが、子供の障害=「個性」と向き合う様子を描きながら、その背景にある社会問題にもメスを入れる。
子どもたちをケアするメディカルスタッフ
医療現場が、さまざまなメディカルスタッフによって成り立っているのは言うまでもありませんが、発達障害のある子どもたちも、多くの専門職に支えられています。
このドラマでは、精神科医を筆頭に、臨床心理士、訪問看護師、言語聴覚士、薬剤師といったプロ集団がひとつになって治療にあたる様子が描かれています。
子役たちの演技にご注目!
『リエゾン~こどものこころ診療所~』は、ドラマの性質上、子役の数が多いのも特徴の一つ。最近の子役は大人顔負けの演技をするので、まさに陰の主役といったほうがいいかもしれません。
このドラマでは4才~12才の子役がたくさん登場しますが、どの子も障害の特徴をつかんだ素晴らしい演技でした。
ちなみに監察医朝顔の「つぐみ」役の加藤柚凪ちゃんも、実の弟と一緒に出演しています。
障害って何?
「障害は個性」と良く言われますが、当事者の親御さんにすれば「そんなきれいごとではない」とおっしゃるかもしれません。
ただしこのドラマを見ると「短所は裏を返せば長所」と思えることもしばしば。子を持つ全てのお母さんに見てほしい感動のドラマです。
『リエゾン~こどものこころ診療所~』を選んだ理由
◆子どもとの接し方について勉強になった
発達障害を持つ子どもの母として見ました。外から障害の有無や程度が分かりにくい、発達障害の当事者のことをすごくよく表していたし、子どもとの接し方について勉強になったドラマでした。(40代女性)
◆志田未来さんの役柄が良かった
登場人物がみんな魅力的でした。発達障害についての知識も勉強させてもらいました。障害がない人だって、間違いのない人間はいないし、この診療所のようにみんなで補いあって助け合って生きていける場所が沢山あったらいいのになと思いました。志田未来さん演じる言語聴覚士のキャラも良かったです。(50代女性)
◆親も救ってくれるストーリー
子供の心だけでなく、親も救ってくれるストーリーにとてつもない安堵感を感じました。こんの先生が近くにいて欲しい、そう思わせるドラマでした。(40代女性)
『リエゾン~こどものこころ診療所~』を見る方法
19位『チーム・バチスタシリーズ』
19位にランクインしたのは、海堂尊による医療ミステリー『チーム・バチスタシリーズ』。30代~40代の男女に支持されました。
放送日:2008年~2014年
主なキャスト:シリーズごとのキャストはこちらから→https://medical-drama.com/team-batista/
ジャンル:心臓血管外科(バチスタ手術) 看護師 終末期医療 医療AI 救命救急センター
医療監修:須磨久善 天野篤
公式ホームページ:なし
見どころ
現役医師であり小説家でもある「海堂尊」の医療ミステリードラマシリーズ。医療ドラマとミステリーの融合にかけては右に出る者なし!
田口&白鳥の凸凹コンビ
性格も背の高さも凸凹の田口(伊藤淳史)と白鳥(仲村トオル)。パッと見は田口が白鳥に踊らされているように見えるが、二人の息が合ってこそ事件解決に結びつく永遠の名コンビ。
スリリングは謎解き
どのシリーズも、メインキャストやゲストを怪しく描写し、視聴者に犯人探しをしてもらうのが「海堂ワールド」の特徴。そこに医療トリックが加わって、医療ドラマがますます好きになりそう!
ジェネラル・ルージュの凱旋
「バチスタシリーズ」の中でも、切り口を変えて一人の天才救命医にスポットを当てたのが「ジェネラル・ルージュの凱旋」。ドラマ版では西島秀俊さん、映画版では堺雅人さんと、どちらにしても女性陣の心をわしづかみにするキャストで、西島さんが劇中で舐める「ロリポップキャンディー」に問い合わせが殺到したのだとか。
『チーム・バチスタシリーズ』を選んだ理由
◆おすすめは「ジェネラル・ルージュの凱旋」
シリーズになっていて、仲村トオルさんと伊藤淳史さんのコンビが好きです。看護師演じる名取裕子さんの話すタイミングも好きです。 好きなシリーズは、救命病棟をテーマにしたジェネラル・ルージュの凱旋です。西島さんの飴をくわえている姿をみて、いつも見てる時食べてたのを思い出します。(30代女性)
◆原作の面白さを活かした作品
原作小説のファンでしたが、原作の面白さを損なうことなくうまくドラマ化した作品です。(30代男性)
◆白鳥さん(仲村トオル)の役が良かった
白鳥圭輔が好きです。白鳥さんは医師というわけではないですが、その職権を利用して病院にアプローチしていくのが良かったです。(40代男性)
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20位『ザ・トラベルナース』
さて、20位に登場したのは、看護師さんの新しい働き方を描いた『ザ・トラベルナース』。投票した40代~50代女性のほとんどが「中井貴一さんが好き」とコメントしていたのも印象的でした。
放送日:2022年
主なキャスト:中井貴一 岡田将生 寺島しのぶ 安達由美 柳葉敏郎 菜々緒
ジャンル:看護師
医療監修:新村核(第一会若葉クリニック)
公式ホームページ:https://www.tv-asahi.co.jp/the_travelnurse/
見どころ
看護師不足の病院に赴任して期間限定で働く『トラベルナース』の奮闘ぶりを描いた久々の看護師ドラマ。
九鬼 静(くき しずか)の正体
この作品には、九鬼 静(中井貴一)という謎のナースが登場します。ポリシーは「人を見て人を治す」。主人公の那須田 歩(岡田将生)に大きくかかわっている人物ですが、最後の最後でその正体が明かされることになります。
安定の視聴率
実はドラマが公開された2022.10月期は、『ザ・トラベルナース』『PICU 小児集中治療室』『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』と、3つの医療ドラマが激戦した頃。
それぞれの良さはあったものの、常に10%以上の視聴率を確保したのは『ザ・トラベルナース』だけ。全8回という短いドラマであったにも関わらず「続編を!」という声が多かったのも頷けますね。
男性看護師の存在
最近は男性の看護師さんも決してめずらしくありませんが、それでも90%は女性なのだとか。
とはいえ女性には相談しにくい悩みを持つ男性患者さんにとっては、男性看護師の存在はありがたいものです。ましてや歩(岡田将生)のようにイケメンの看護師さんなら女性の患者さんたちもうれしいかも。
『ザ・トラベルナース』を選んだ理由
◆中井貴一さんのような看護師になりたい
中井貴一さんの演技がとても大好きでした。このようなナイチンゲールに基づいた看護を実践できたら、プロになれたらいいなあと憧れるドラマでした。(40代女性・看護師)
◆トラベルナースと言う職業があることを知った
女性の看護師が主役のドラマではなく男性の看護師が主役と言う点が珍しさを感じましたし、トラベルナースと言う職業があることを初めて知ったのもこのドラマでした。(50代男性)
◆岡田さんの成長ぶりが見もの
中井貴一さんが好きだったので見ていました。医療ドラマではありますが、岡田さんが成長していく人間ドラマ的な部分も好き。(40代女性)
『ザ・トラベルナース』を見る方法
日本の医療ドラマランキング21位~30位
さて、ここからが医療ドラマ好きの本領発揮!21位~30位の発表です。