【救命病棟24時】第1シリーズ封印の理由と視聴できる唯一の方法

救命病棟24時 ドラマ
医療ドラマまにあ

1999年の第1シリーズから2013年の第5シリーズまで常に高視聴率をキープした「救命病棟24時」。

この作品のために作られたドリカムのテーマソングも大ヒット、DVDなども飛ぶように売れて医療ドラマブームの火付け役といっても過言ではないでしょう。

そんな中でたった一つ映像化されずお蔵入りになっているのが「第1シリーズ」

今回はその理由と、現時点で唯一「第1シリーズ」を楽しむ方法を解説しています。

ぜひ最後までごらんください。

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【救命病棟24時】第1シリーズ

放送日1999年1月5日~3月23日
火曜21:00 – 21:54
脚本橋部敦子、福田靖、飯野陽子
音楽中村正人 (DREAMS COME TRUE)
演出岩本仁志、田島大輔、水田成英
プロデューサー河合徹
協力日活撮影所
バスク
サニー企画
ナカガワプロスパー
受賞歴第20回ザテレビジョンドラマアカデミー賞
主演男優賞(江口洋介)
主題歌賞(DREAMS COME TRUE)

テーマソング

■テーマ曲
 『朝がまた来る』DREAMS COME TRUE
 <Virgin/D.C.T(東芝EMI)>

■挿入歌
 『三日月』DREAMS COME TRUE Virgin/D.C.T(東芝EMI)

■挿入歌
 『THE VOICE OF FATE~救命病棟24時 オリジナル・ドラマ・トラックス〜』中村正人/CALLING OF A MIRACLE  Virgin/D.C.T(東芝EMI)

キャスト

役名キャスト役柄
進藤一生
(しんどう いっせい)
江口洋介都立第3病院救命救急センター外科医。最愛の妻が植物状態で入院している
小島 楓
(こじま かえで)
松嶋菜々子都立第3病院救命救急センター研修医。最初は進藤の指導方法に反発し険悪なムードだったが徐々に進藤という人間を理解していく
桜井ゆき
(さくらい ゆき)
須藤理彩都立第3病院救命救急センター看護師。年が近いせいか小島先生とは仲が良い
堺 慎一
(さかい しんいち)
杉本哲太都立第3病院救命救急センター脳神経外科医。出世欲もあるが根は優しく面倒見が良い
落合雅人
(おちあい まさと)
沢村一樹都立第3病院救命救急センター内科医。看護師と付き合っている
菊池 保
(きくち たもつ)
金田明夫都立第3病院救命救急センター主任兼外科医。ネクタイがいつも派手
多田和彦
(ただ かずひこ)
清水章吾都立第3病院救命救急センター医局長。進藤のことを頼りにしている
辻 智宏
(つじ ともひろ)
八嶋智人都立第3病院救命救急センター研修医。小島に先輩ヅラしている
氏家真澄
(うじいえ ますみ)
清水綋治都立第3病院副院長。進藤のことを快く思っておらず、嫌がらせをして追い出そうと企む

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あらすじ

第1話 朝がまた来る

楓(松嶋菜々子)は研修医として出勤初日に、前のトラックから鉄パイプが滑り落ち作業員の胸を貫通するという、とんでもない事故に遭遇。

思わず「わ、わたし医者です」と救急車に乗り込んだもの役立たず。進藤(江口洋介)の処置で一命は取りとめたものの進藤からは「研修医失格」と怒られる。

そんな矢先、手首を切った女性が運び込まれる。自殺未遂の常連だというが、その女性は楓の高校時代の同級生、良子(鈴木砂羽)だった。楓の心配をよそに良子は「友達づらしないで」と冷たい。

良子の処置が終わるや否や、一家心中を図った親子が搬送されるも父親は間もなく死亡。残された娘に何と告げたら良いか困り果てる楓。

ある日、当直明けの楓は良子のことが気になってアパートを尋ねると、良子は風呂の中で再び手首切っていた。

連絡を受けた進藤は楓に心臓マッサージを続けるように指示。ほどなく救急車も到着し事なきを得る。

かくして良子は研修医、楓の患者第一号となった・・・。

第2話 妻が目を覚ます時

心肺停止状態の男性が運び込まれるが、不慣れな楓(松嶋菜々子)は治療室から追い出されてしまう。

連絡を受けた患者の弟は「死んだら連絡をくれ」と冷たい。事務的に死亡確認を進めた進藤(江口洋介)に対し楓は進藤の人間性を疑う。

その頃楓は、同僚医師たちの会話から、ICUに入院している植物状態の患者、早紀(高田美佐)が進藤の妻であることを知る。

そこへ睡眠薬自殺を図った龍村(泉谷しげる)が運ばれる。進藤は楓に龍村の胃洗浄を指示。手際が悪く患者が辛い思いをすれば、もう自殺なんてしようとは思わないだろうという魂胆だった。

瀧村は一命を取り留めたものの楓に説教されたことで激怒、今度は屋上から飛び降りようとする。言い過ぎたと必死に謝る楓。ところが進藤は龍村に近づき「死ぬには低すぎるぞ」とからかい、自殺を思い止まらせるが・・・。

第3話 鼓動が聞こえる

ピストルで撃たれた中野(阿藤海)が搬送される。続けて食中毒にかかった草野球チームのメンバーが運び込まれて救命救急センターはまさに戦場だった。

そこへ羽田空港で腹痛で倒れた、体格の良い道子(角田よしこ)が運ばれてくる。道子は46歳だがなんと妊娠していたのだ。

道子は高齢妊娠に加え高血圧と糖尿病の持病もある。進藤(江口洋介)は道子の夫、佐竹(斎藤暁)に帝王切開をすすめる。

そんな矢先、楓は朝の回診で道子の異常に気づく。道子は「陣痛が始まったみたい」と言う。

持病がある上にハイリスクな高齢出産。産婦人科病棟に移す余裕はなく、救命救急センターの初療室で出産が始まる。 

楓は鉗子分娩を試みるもうまく行かず進藤に助けを求めるが、進藤は「一度逃げたら逃げぐせがつくぞ」と楓を励ます。

次の瞬間赤ん坊の泣き声が響きわたり病院中は拍手の嵐に包まれた。

そんな中、ピストルで撃たれて入院中の中野(阿藤海)が姿を消す・・・。

第4話 妻への贈り物

楓(松嶋菜々子)はがんの末期で余命わずかの多恵(高田敏江)の化粧を手伝っていた。

多恵は痴呆も進んでおり正勝(三橋達也)が見舞いに来ても「あなた誰?」と見向きもしないのに、様子を見に来た進藤(江口洋介)のことを夫だと思い込み、夫のために化粧をするのだと言う。

ある日、病室にやってきた正勝を多恵が追い出そうとしていた。落胆する正勝。楓は正勝を励まそうとするが「あなたなんかに何ができる」と言わてしまう。

進藤は絶望して帰ろうとする正勝を妻、早紀(高田美佐)の病室に案内し、早紀が植物状態で7カ月も目を覚まさないで眠っている姿を見せる。

翌朝、多恵の容態が悪化。正勝が結婚記念日の指輪を持って駆けつけるも、多恵は進藤のほうを見たまま。正勝は進藤に「俺の代わりに指にはめて欲しい」と頼む・・・。 

第5話 誤診

警察に追われガードレールにバイクを激突させた犯人と、犯人に跳ねられた刑事の佐藤とが搬送される。

佐藤に付き添ってきた刑事の二階堂(深水三章)は、佐藤を先に治療しろと訴えるが、進藤(江口洋介)は重傷の犯人の方から治療するのが鉄則と譲らない。

そんな中、佐藤の容態が急変。おそらく心筋梗塞とみられたが、看護婦の愛子(西田薫)が堺や進藤を呼んだときにはすでに手後れだった。

佐藤の死を知った二階堂は「貴様が殺したも同然」と激怒。

そこへ現れたのが進藤のことを煙たがっている副院長の氏家(清水紘治)。氏家は刑事を先に治療すべきだったと進藤を追求。二階堂が地元選出代議士の親戚関係にあることを明かし、進藤の指導力不足が問題になるかもしれないと捨て台詞を吐く。

その後遺体を行政解剖した結果、死因は心筋梗塞ではなく「外傷性胸部大動脈破裂」だったことが判明。氏家は進藤の誤診だと決め付ける。

その頃ナースカウンターでは、レントゲン写真が1枚なくなったと騒いでいた。一方、佐藤のレントゲン写真を見ていた楓は、1枚がすりかわっていることに気づき進藤に告げる。

誰が写真をすり替えたのか。進藤には心当たりがあった・・・。

第6話 守るべき家族

救命センターでは、誤診で刑事を死亡させたことについて査問委員会が開かれていた。副院長の氏家(清水紘治)が経過を説明,進藤(江口洋介)が問題の胸部レントゲン写真を提出する。

実は誤診したのは堺(杉本哲太)だったが進藤は次々と担当を外される。事情を知らないスタッフたちも進藤に対して白い目を向けていた。

そんな折、看護婦のゆき(須藤理彩)から、妻の早紀(高田美佐)が医学生の実習相手にされていることを知り激怒。医学生を指導している氏家を殴り倒してしまう。

それを見た楓(松嶋菜々子)はいたたまれず、レントゲンをすり替えたのは堺であることを暴露。氏家は「よく話してくれた」と言ったものの預かった写真を燃やしてしまう。

進藤に対する処分は、当面救命から外れて外来で軽症の患者を担当すること。体の良い解雇の告知だった。

進藤は医師不足で困っている杉田外科病院に採用されるが、週刊誌の「刑事を見殺しにした救命救急医」の記事を見た病院側に断られてしまう。おそらく週刊誌にリークしたのも氏家の仕業だ。

氏家を許すことはできないが、妻、早紀のことを考えると今は頭を下げるしかない。その頃、堺が第一外科副部長に昇進するウワサが流れ始めていた・・・。

第7話 「復活…そして覚醒」

進藤(江口洋介)は医局長の多田(清水章吾)に「一週間以内に出て行けばいいから」と言われ、早紀(高田美佐)の転院先を探し回っていた。

一方、楓(松嶋菜々子)は看護婦のゆき(須藤理彩)から「早紀に反応が見られた」と聞かされる。ところがそれは、転院先が見つからない早紀のことを心配したゆきが、容態が変われば病院においてもらえると考えた嘘だった。

その頃、アルバイトで一流ホテルでの客の診療を行っていた進藤は、暴漢に襲われ呼吸困難に陥っている次期総理候補の犬丸(山崎満)を診察していた。 

秘書たちは極秘に治療したがっているが、「放っておくと死ぬ」という進藤の判断に従い救急車を呼ぶことに同意させる。

手術は無事成功。進藤の腕を見込んだ犬丸の秘書たちは、多田に「いい人材を揃えてますな」とべた褒め。

副院長の氏家(清水紘治)は手術を終えたばかりの進藤を呼び止め「明朝9時、私の部屋へこい」と言う。犬丸の秘書が話をしたがっているというのだ。

「僕はもう救命の人間じゃない」と言う進藤に対し、氏家は「処分は白紙にする」と口走る。「患者を選ぶのも大事だ」と言う氏家に対し進藤は「総理候補だから助けたのじゃない」と反発。

興奮する進藤を制止する多田。同僚医師や看護婦たちが見守る中で進藤は「俺たちは患者を選んだことは一度もない。ここには患者を死なせて平気な奴なんかいない。」と信念を貫くのだが・・・。

第8話 娘からの告知

看護婦のゆき(須藤理彩)は患者の敬次(山崎一)に流動食を食べさせようとするが一向に食べてくれない。娘の奈緒子(池脇千鶴)なら調子よく食べるのに。

仕事を終えたゆきが帰ろうとした時、建設現場の重機に挟まれた桜井剛(江守徹)が運ばれてくる。桜井はゆきの父親だった。

剛の話では、ゆきは三年も家に寄りついていないという。その理由はおそらく剛が溺愛していたゆきの姉が死んでからというもの、ゆきに厳しく干渉するようになったからだ。

敬次と相部屋になった剛は、焼き肉が食べたいと言う敬次の最後の願いを叶えてやりたいと考えていた。

剛は部屋にホットプレートを持ち込みベッドの下でこっそり肉を焼く。とはいえ敬次が食べられるわけはなくベッドに倒れ込んでしまう。

剛は大慌てで看護婦を呼ぶが、病室には煙が充満しスプリンクラーまで稼動し始める。迷惑ばかりかける父に対して苛立ちを隠せないゆき(須藤理彩)。

思わず「いいかげんにして、あんたはもう間もなく死んじゃうんだよ」と叫んでしまった・・・。

第9話 がんばって…

ゆき(須藤理彩)が父親の剛(江守徹)に暴言を吐いた翌日、進藤(江口洋介)は剛に「肺ガンだが手術で治る可能性がある」と伝える。

剛は進藤に複雑な親子係を打ち明けた上で「手術は怖い」と言う。

進藤はゆきに「手術を受けるように父親を説得しろ」と命じるが、ゆきは父親への対処の仕方が分からない。戸惑うゆきに対し進藤は「ここは命を救うところ、お前はその一員だろう」と問い掛ける。

そんな矢先、建築中のビルから落ちてきた鉄骨をモロに受けた青年が運びこまれた。両親や友人が駆けつけるが、もはや手の施しようがなかった。

翌日、意識が戻らないままの青年に両親が面会を許される。「よく頑張ったね」と誉める親のうしろ姿を見て涙ぐむゆき。

涙をこらえながら病院の玄関を出たゆきは、急ブレーキの音を耳にする。「助けて!」と叫ぶ佳代(水島かおり)。目を離したスキに息子が風呂で溺れていたというのだ。

動揺している佳代に付き添うゆきと、子供の処置にあたる堺(杉本哲太)。

時を同じくして剛の病状が急変、進藤が処置にあたる。父親の急変を知らされたゆきは、「ここが終わってから行きます」と答えた。

ゆきは、佳代の息子が落ち着いたのを見計らって剛の病室へ急ぐ。そこには「死に損なった」「葬式はしなくていい」と軽口をたたく剛がいた・・・。

第10話 目を覚ませ…早紀

バイクの転倒事故で雅彦(山中聡)と瞳(高橋かおり)が搬送される。

雅彦のケガは軽く瞳の顔面挫創は深刻だったが、いつもならテキパキと処置をする進藤(江口洋介)の様子がおかしい。

楓(松嶋菜々子)は、顔の傷を気にする瞳を個室に入れながら、進藤が強い鎮痛剤を飲んでいることに気づく。

そこへ、堺(杉本哲太)が「カミさんが目を開けた!」と飛び込んでくる。しかし早紀(高田美佐)は進藤が着くやいないや再び目を閉じてしまう。

バイク事故で担ぎ込まれた雅彦と瞳は五月に結婚の予定だったが、トイレの鏡で顔のキズを見た瞳は自分のほうから結婚の解消を申し出る。退院の決まった雅彦にも「会いたくない」といい始めたが雅彦は瞳を説得して一緒に帰るつもりでいる。

一方、路上で倒れて運ばれた男性の病名は「脳腫瘍」。家族の話では、鎮痛剤を増やし飲み続けていたという。楓はふっと進藤の症状を思い浮かべる。

朝の会議後、落合医師(沢村一樹)とナースの響子(北原一咲)との結婚が発表される。響子は今月いっぱいで退職するらしい。

そんな二人に悪夢が訪れる。落合と響子の結婚パーティーの帰り道、響子のストーカーだった学生のワタル(DAIYU)が響子にナイフで襲いかかってきたが、止めようとした落合が刺されてしまう。

落合の命はどうなるのか・・・。

第11話 この命にかえても

楓(松嶋菜々子)は頭痛に悩む進藤(江口洋介)のことが気がかりでならない。相談を受けた堺(杉本哲太)が検査を受けるようにすすめると進藤がは素直にうなずく。 

しかし検査は最悪の結果だった。「非分泌性脳下垂体腫瘍」が脳のど真ん中にあるという。

堺と楓は手術するようにすすめるが進藤は拒否。植物状態の妻、早紀(高田美佐)のことが心配なのだ。

堺は先輩脳外科医の植松(大高洋夫)に相談。放射線治療で腫瘍が小さくなる可能性があると言う。進藤も堺の説得に負け病院には内緒で治療を受けることに同意する。

5回目の放射線治療の頃には頭痛も治まり目のくらみも落ち着いてきた。

6回目の治療の日。運の悪いことに救命救急センターは目の回るような忙しさでてんやわんや。辻(八嶋智人)は入院患者、楓は腰を痛がる外来のたつ江(清水保子)を担当。

楓は、たつ江の腰の痛みを鼠径部ヘルニアカントンと診断して婦長のルリ子にほめられる一方、付き添いの孫娘、睦美(西野麻美)の発熱を見落としたことで、進藤と堺がいないことが医局長の多田(清水章吾)にバレてしまう。

その頃早紀は、少しずつ回復のきざしを見せていたが、病室を訪れた楓と看護婦のゆき(須藤理彩)が早紀の異変に気づく。植物状態の患者には致命傷となりかねない肺炎を併発していたのだ。

早紀はこのまま命を終えてしまうのか・・・。

最終話 「緊急招集発令! 守れ命の最前線 救え! ひとつでも多くの命を…」

肺炎の早紀(高田美佐)を3日3晩一睡もせずに看病した進藤(江口洋介)は意識を失い、HCUに収容される。その間にも、救命救急センターには様々な患者たちが運び込まれてくる。

楓(松嶋菜々子)は、研修期間の延長を多田医局長(清水章吾)に申し出る。進藤をローテーションからはずすつもりの多田にとっては渡りに船だったが、意識を取り戻した進藤は楓の研修期間延長を断る。

早紀の部屋でメモを取っている進藤を見かけた落合(杉本哲太)は、進藤が自分のいなくなった時の処置方法を記録していることを知り、早急に手術を受けさせなければならないと決意する。

医局長の多田(清水章吾)も考えは同じだった。楓を連れて脳外科の定例会に乗り込んだ多田は、進藤を助けるための態勢を作ってほしいと頼み込むが、一個人の事情のためにいちいち協力できないと断られる。

しかし楓の「進藤は命を救うためには妥協しない」という言葉を聞いた河原部長と2~3人の脳外科医が協力に応じてくれた。

そんな矢先、楓は前代未聞のアクシデントに見舞われていた。

解離性大動脈瘤の患者をエレベーターで心臓血管外科へ移送中に停電し、エレーベーターに閉じ込められてしまう。おまけに患者の血圧が下がり始め、このままでは命が危ない。

楓は携帯電話で進藤に状況を説明。おそらく患者は心タンポナーゼで心嚢穿刺が必要だが、楓は自分ひとりでやったことがない。

進藤は心臓と心膜との間の血液を抜けと言う。「やらなきゃ死ぬぞ」と。楓は進藤の指示どうりに処置し患者は危機をを脱した。
 
「よくやった」という進藤の声に異変を感じた楓。駆けつけたその場所には、意識のない進藤が倒れていた・・・。

第1シリーズが映像化されていない理由

あらすじを見ても分かる通り、リアルな医療現場と人間の悲喜こもごもを交え全12話で放送された第一シリーズは平均視聴率20.3%、最終話に至っては23.5%と、当時競合がいなかったとは言え空前の大ヒットとなりました。

にもかかわらず映像化されていないのは、

  • 全米でヒットしていた『ER緊急救命室』と内容が似すぎている
  • 高齢の登場人物に対し配慮に欠けた言動がある

という指摘があったからだと言われています。良くも悪くも反響が大きかったということですね。

結果、地上波で「第1シリーズ」を全話見ることは困難に。

ただし、2005年1月4日に「第1シリーズの総まとめ」としてディレクターズカット特別版【救命病棟24時スペシャル2005】が製作され、1人前になった小島先生(松嶋菜々子)が当時を振り返るという内容で映像化されています。

以降、その内容についてご紹介します。

【救命病棟24時】スペシャル2005(第1シリーズディレクターズカット特別版)

放送日2005年1月4日
21:00 – 23:18
プロデューサー河合徹
中島久美子
増本淳
脚本・演出・協力・音楽上記「第一シリーズ」参照
医療監修日本医科大学救急医学教室
山本保博
川井 真
小井土雄一
医療指導日本医科大学高度救命救急センター
取材協力金田正樹(向島リハビリクリニック)

ストーリー

2004年9月、楓(松嶋菜々子)が恋人(石黒賢)と待ち合わせしているレストランで急病人が発生。アナフィラキシーショックが疑われたため楓も救急車に乗り込むが搬送先が見つからない。

状態は刻一刻と悪化。仕方なく一番近くの「国村医院」という小さな外科病院に搬送。

そこで当直のアルバイトに来ていたのが港北医大救命救急センターの研修医、矢部淳平(伊藤英明)。二人がかりで処置にあたり一命を取り留めた。

楓の手際の早さに感動する研修医3年目の淳平に対し、「私も最初はひどかったのよ」と自分が研修医だった頃の話を聞かせ始めるのだった・・・。

見どころ

【救命病棟24時スペシャル2005】は「第1シリーズ」の良いところをピックアップした特別版のため全部がみどころと言えるのですが、その中でも心に残る名場面をご紹介しましょう。

テーマソングの良さ

「救命病棟24時」といえば楽曲の良さ!なんたってドリカムですからね。

どのシリーズでもいい曲ばかりですが、個人的に一番好きなのは「三日月」。切なさが何とも言えず涙を誘うのです。

第一話の鉄パイプ事故

前に走っていたトラックから鉄パイプがころがり落ち、運転手の胸を貫通するという事故。これ、まさにコード・ブルーSeason1第5話に登場する「串刺しシーン」とよく似ています。

順番からいくとこちらが先ですが、事故状況としては一番インパクトがあるのでしょうね。

それにしても進藤先生が鉄パイプまで切断しちゃうんだからすごいよ!

第3話の46才の出産シーン

当初は高齢出産のため帝王切開で出産する予定でしたが、急に産気づいたことで自然分娩に移行。とはいえ胎児がかなり大きくなかなか出産が進まなかったため鉗子分娩することに。

実際にはあり得ないと思いますが、病院の職員たちが出産現場に押し寄せ、生まれた瞬間拍手喝采して喜ぶ表情は演技とは思えなかった..。感動しました。

第一話、楓が矢部淳平(伊藤英明)とお互いの研修生時代を語るシーン

二人は自分たちの指導医(オーベン)について語り合うのですが、この時点では二人の指導医がどちらも進藤先生(江口洋介)であることには気づいていません。

いかにも「姉と弟」のような会話にほっこりしますよ。

進藤の妻、早紀(高田美佐)の闘病シーン

早紀にうっすらと意識が戻る兆候が見え始めたと当時に発覚した進藤先生の病気。ドラマとはいえ、なんてタイミングが悪いんでしょう。

早紀が目を覚ましたときに居てやりたいという思いから、一旦は治療を拒んだ進藤先生。

医者である前に一人の人間なんだなと思わせてくれるシーンです。

研修医が一人前になっていく様子

進藤先生のセリフに「いくら勉強したって良い医者になれるわけじゃない、経験しなきゃダメだ」という言葉が登場します。

別の医療ドラマでも『医者は3人殺して1人前』(NHKドラマ破裂)とか、『手術はトレーニング』(アリスの棘)などと辛辣な言葉が使われていますが、たぶん当たらずとも遠からずなのでしょう。

楓が失敗の連続を経て一人前の救命医になっていく姿もこの作品のみどころです。

【救命病棟24時】第1シリーズを視聴する唯一の方法

【救命病棟24時】第1シリーズを視聴する唯一の方法は、前述したディレクターズカット特別版【救命病棟24時スペシャル2005】をレンタルすることです。

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「医療ドラマまにあ」としての感想

久しぶりに見ました、救命病棟24時。第1シリーズは20年以上前の作品ですが、最近の医療ドラマとの大きな違いは「助けられない命がたくさんあるリアル」をきちんと伝えていることです。

最近の救命ものは死者をあまり出さない。それはそれで希望が湧くし、単純にこの20年間で医療技術が進歩して助けられる命が増えたことも事実でしょう。

とはいえ本当の救命の現場はきれいごとばかりではない。というか何事もなかったかのように普通の生活に戻れる人のほうが少ないはず。

その点「救命病棟24時」はさすが日本版「ER緊急救命室」と言われただけあって、本当の命の現場が描かれている秀作だと思うのです。

私は「コード・ブルー」も「TOKYO MER」も大好きだけど「救命病棟24時」は別格ですよ!

\ 第1シリーズを見れるのはここだけ! /

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