『PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024』が4/13(土)21:00~23:10に放送されました。
この記事では、「PICU小児集中治療室スペシャル」のあらすじ・新キャストについて解説します。
泣き虫研修医だった、しこちゃん先生(吉沢亮)の成長ぶり、「となりのナースエイド」ですっかり医師役が板についた悠太先生(高杉真宙)、また新キャストたちの活躍が見ものですよ。
PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024
スタッフ
脚本:倉光泰子(『PICU 小児集中治療室』、『アライブ がん専門医のカルテ』など)
音楽:眞鍋昭大
演出:平野 眞(『PICU 小児集中治療室』、『監察医 朝顔』シリーズ他)
プロデューサー:金城綾香(『PICU 小児集中治療室』、『監察医 朝顔』シリーズ、『うちの弁護士は手がかかる』他)、栗原彩乃(『ナンバMG5』、『SUPER RICH』、『監察医 朝顔』スピンオフ他)
医療監修
浮山越史(杏林大学病院)
渡邉佳子(杏林大学病院)
植田育也(埼玉県立小児医療センター)
川嶋 寛(埼玉県立小児医療センター)
齊藤 修(東京都立小児総合医療センター)
取材協力
宮城久之(旭川医科大学外科学講座 小児外科 科長)
新キャスト
瀬戸廉(せと・れん/小林虎之介)
丘珠病院PICU科の後期臨床研修研修医。東京の大病院の御曹司でプライドが高く、武四郎(吉沢亮)のことを小ばかにした態度を取る。語学が堪能な上に甘いマスクで女性からの人気も高い。
1998年2月12日生まれ、みずがめ座、O型、身長170㎝、岡山県出身。
主な出演作:『あざとくて何が悪いの?』『下剋上球児』『遺留捜査スペシャル』など
七尾乃亜(ななお・のあ/武田玲奈)
丘珠病院PICU科の後期臨床研修研修医。小児医療の知識はありそうだが植野元(安田顕)が気さくに話しかけても態度はそっけなく、なかなか心を開こうとしない。
そのくせ主張だけは一人前で、PICU科の先輩たちをたびたび困惑させる。
1997年7月27日生まれ、しし座、B型、身長165㎝、福島県出身。
主な出演作:『リコカツ』『あなたがしてくれなくても』映画『唄う六人の女』など
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あらすじ
丘珠病院PICUに武四郎(吉沢亮)が配属されてから早1年。武四郎は後期臨床研修でやってきた2人の研修医、瀬戸(小林虎之介)と七尾(武田玲奈)の指導をすることになった。
武四郎は先輩らしい姿を見せようと意気込むが、研修医の2人は「無理に良いこと言おうとかしなくていいんで。僕は植野先生から学びたいので」などとそっけない態度で、頼りない武四郎のことを小ばかにする始末。
ある日、生後間もない女の子が丘珠病院に搬送される。
公園に捨てられていたところを通行人によって発見されたのだが、へその緒を雑に切られたことが原因で蜂窩織炎(ほうかしきえん)を発症していた。
患部は赤黒く腫れ高熱も続いていたため、受け入れ後すぐにオペを決行。術後管理を武四郎と綿貫りさ(木村文乃)が担当することになったが状況は予断を許さない。
そんな矢先、利尻島で起きた事故で重傷を負った姉弟が搬送される。10歳の姉、8歳の弟ともに重症で緊急オペが必要だが、オペ室は1室しか空いていない。そこで武四郎はPICUへの搬送を指示するのだが…。
公式サイトより抜粋
見どころは?
医療ドラマまにあとして、スペシャル2024の見どころをまとめてみました。
◆となりのナースエイド(大河先生)とは雰囲気の違う高杉真宙
ツンデレ外科医の大河先生も良いけど、個人的にはPICUのソフトな悠太先生のほうが好きかも。白衣がすっかり板につきましたね。
◆初の医師役を演じる小林虎之介
知識だけは豊富でプライドの高い研修医の瀬戸(小林虎之介)が、教科書通りに行かない現実と向き合い医師としてどう成長するのかが見もの。
◆武四郎や植野先生を困らせる七尾(武田玲奈)の行動とは?
武田玲奈演じる七尾乃亜は、なかなかのクセ物で武四郎や植野先生たちは相当手を焼くらしい。今どきの研修医が一体どんな大胆な行動を見せてくれるのか。怖いものみたさでドキドキわくわく。
◆しこちゃん先生の成長ぶり
最愛の母との死別や仕事での挫折を乗り越えて少しずつ成長してきた武四郎(吉沢亮)が、指導医として悪戦苦闘する姿を想像するだけで胸が熱くなります。
◆冬の北海道の美しさ
おそらく銀世界の中での撮影であったと思われますが、白一色の北海道も風情があります。寒さに凍えるキャストたちを想像しながら北海道の冬景色をご堪能ください。(筆者は札幌在住)
PICU一問一答
・PICUってどういう意味?
・丘珠病院ってどこにあるの?ロケ地は?
・PICUの医療監修は?
・PICUとNICUの違いは何?
・PICUのモデルとなった医師は誰ですか?
・PICUの主題歌は?
・ドラマのあらすじが知りたい
などの答えは、下記に全て載せていますので併せてごらんください。
最後に
昨年10月に放送されたドラマ『PICU 小児集中治療室』。
このドラマのおかげで「PICU」という小児専門の集中治療室の存在や、北海道の医療過疎の現実を知ったという方も多いでしょう。
前作のドラマで、北海道知事が「病院が遠いからっていうだけで、失っていい子供の命なんかない」というセリフがあります。
北海道に住んでいる私には胸に刺さる言葉であり、ドクターヘリを超えたドクタージェットをテーマにした脚本に拍手を送ったほどです。
最近は謎解きやミステリアスな医療ドラマが多い中、子供の命と向き合い日本中の涙を誘った『PICU 小児集中治療室』は、これからも続いてほしい本格的医療ドラマではないでしょうか。
\ 見逃した方はFODで視聴可能!/