コード・ブルー「もう一つの日常」で見るフェローたちの成長

医療ドラマまにあ ドラマ

コード・ブルーの新人フェローたちの奮闘ぶりを描いたスピンオフドラマ「もう一つの日常」。この作品は、彼らが毎日悪戦苦闘しながら1人前になっていく様子が描かれています。

医者だって人間。知らないこともあれば間違いもする。

一話15分という短い中に彼らの成長ぶりや苦悩、緊迫した医療シーンが繰り広げられ、見ごたえのある作品ですよ!

コード・ブルー「もう一つの日常」

主なキャスト

  • 名取 颯馬(有岡大貴)
  • 灰谷 俊平(成田凌)
  • 横峯 あかり(新木優子)
  • 雪村 双葉(馬場ふみか)
  • 先輩医師・木戸(戸塚純貴)

あらすじと見どころ

第一話 腎臓損傷の少年

腎臓損傷で入院中の少年、晃太(潤浩)の担当医は灰谷。灰谷はオペを予定していたが、父親はネットの情報を信じ保存療法が良いと主張する。

優しい灰谷は無碍に断ることもできず「検討します」と答えるも、ショック状態に陥る晃太。灰谷は名取と協力して緊急オペを実施。腎臓の一部を切除し一命を取り止める。

名取が一発で挿管できるようになっている

手術するか腎臓を残す方法にするか最後まで迷う優柔不断の灰谷が、名取の後押しもあってバシッと決断する

緊急とはいえ手術をした灰谷を責める父親に対し、『ネットが助けたんじゃない、助けたのはうちの灰谷です!』と人のために熱くなるのは緋山に育てられたからか?

第二話 小児腎臓がん

いつになく派手な花柄のコートを着て出勤する横峯をからかう名取だったが、横峯には気になる患者がいた。

ステージⅣの小児腎臓がんである佳奈(飯尾夢奏)。すでにモルヒネを使って痛みを抑えるしかない段階にきていたが、母親に「痛いの痛いの飛んでけ~」とおまじないを唱えられると痛くないふりをしようとする健気な少女。

横峯は佳奈が「可愛い!」といってくれた花柄のコートと同じ柄のマフラーをプレゼントした。

それには理由があった。3.11の震災で石巻にボランティアにいったとき、一人の中年女性にこう言われたのだ。

「やっぱりいいね~明るい色って。あんた見てたら元気出ちゃった」

それ以来、「気持ちの力を信じたい」と思うようになったと。横峯は佳奈にもその思いを託したかったのだ。

佳奈が痛みで苦しんでいるとき、自分も涙をこらえながら「痛いの痛いの飛んでけ~」と言って励ます姿に、「気持ちの力を信じたい」という横峯の信念が伝わってくる。

その様子を横目でみながら、あうんの呼吸で名取が塩酸モルヒネを投与するなど、ふたりの息がバッチリ合っている。

第三話 恥をかく勇気

今の時代は良くも悪くも情報過多の時代。患者の方が知っている病名などもあり、フェローたちはたじたじ。

灰谷が「神経障害性疹痛」が聞き取れなくて何度も聞き返したり、プロセントラという薬を使わなくてもよいのかという質問を受けた横峯が「プロセントラですね?」と知ったかぶりするとか。

そんな矢先、DIC治療の権威で灰谷の知り合いでもある河原教授(井上肇)がやってくる。灰谷はつい日頃のグチをこぼし自分がどれだけ無能であるかを語った。

河原教授は、「どんな名医と呼ばれる医師でも必ず知らないことがある」と。

  • 知らないことを隠して運良く患者を救えた医師
  • 恥をかきながらでも患者を救おうとする医師

どちらの医師になりたいかと聞かれた灰谷の答えは「後者です…」

患者にいろいろ質問されて、あたふたする研修医の姿が涙ぐましい。

「若いうちに知識を増やしておいたほうがいい」という河原教授の助言に、どことなしか灰谷の目が輝いているように見えた。

第四話 笑顔は人を救う

雪村が小児科に研修に行くことになった。小児科には、江藤美代子(西尾まり)といういつも笑顔でニコニコしている名物看護師がいるが、影では「スマイリーさん」などと皮肉られ、「あんなに笑えない」と否定的な意見も多かった。

小児科には、 涼介(庵原匠悟)が腸閉塞で入院中。医者になることが夢という涼介は、毎日おもちゃの聴診器をぶらさげながら「回診」と称して自分のバイタルや体の調子を記録して楽しんでいた。

そんな矢先、涼介が激しい嘔吐。甲斐甲斐しく世話をする美代子の姿をみて雪村はこう訊ねた。「どうしていつも笑顔でいられるんですか…」

美代子は長い沈黙のあと、

「私はね..すごい人見知り。患者さんには無表情で怖いって言われてた。笑おうって思ったけど変わらなかった。笑顔でも無表情でも疎まれるなら、せめて笑顔でいようって思ったの。」

それを聞いた雪村は、「そんなに自分を否定しないでください。涼介君はあんなに懐いているじゃないですか、私も助けられてる一人です」と。

その瞬間、誰も見たことのない美代子の涙が頬を伝わっていくのだった。

普段は無表情でそっけない雪村が、にこやかで優しい顔つきになって帰ってきた!

第五話 悪夢の当直

今日の当直は横峯と名取。橘先生(椎名桔平)もいるが実質患者を診るのは若手の二人。

二人は「どうか急患が来ませんように」と神にも祈る気持ちだった。その日は先輩の木戸先生(戸塚純貴)もいるはずだから何とかなるだろうと思っていた矢先、ICUの患者(総合弁形成術)が急変。

名取が応援に向かった直後にホットラインが鳴る。25才男性、3階から転落。横峯は急に心細くなり灰谷に応援を依頼するが・・・。

◆ICU 木戸&名取

心タンポナーデで心嚢穿刺が必要と判断。

木戸:(名取に)「お前やってみるか?」

名取:「はい、やってみます!」と意気込んだものの血が凝固していて抜けない。

名取:「ダメです、木戸先生お願いします!」

木戸:「・・・わ、わかった・・・」と交代するも、実は木戸もあまり経験がなかったのだ。

雪村:「血圧さがってます!」

木戸:「アトロピンと輸血!」「だめだ杉田先生を呼ぼう」

名取は杉田先生を呼ぶまで持たないと判断。木戸に力を貸してくれるように頼みオペを再開するのだった。

◆急患 横峯&灰谷

肺損傷による出血が止まらず意識レベル低下→すぐさま挿管。

灰谷:「パッキングだけして橘先生を待とう」

横峯:「肺門クランプはどうかな?」

灰谷:「・・・・・」

今まで経験したことのない方法で止血に成功、橘先生につなぐことができた。

横峯:「結局、(患者)来ちゃったね…」

灰谷:「来ないほうが良かった?」

横峯:「いや、来て良かった」

灰谷:「そうだね..」

経験しないことのほうがずっと怖いことを経験したフェローたち。研修医4年目の木戸も、当直で一度も患者の急変に当たった事がないことをこれほど悔やんだことはないと思う。

「(患者が)来て良かった」と答えた横峯の顔には自信の色がみなぎっていた。

コード・ブルー「もう一つの日常」はどこで見られる?

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「医療ドラマまにあ」としての感想

今回は、コード・ブルー「もう一つの日常」で見るフェローたちの成長と題して、あらすじから見えてくるフェローたちの成長ぶりをご紹介しました。

このドラマは名取がスマホで、『30年後は医師の仕事の半分以上が人工知能に置き換わる』という記事を読んでいるところから始まります。

確かにすでにダヴィンチを筆頭に、大腸がんや呼吸器外科などもロボット支援手術によってなるべく低侵襲な手術ができるようになったり、「バチスタ」で取り上げられていた死亡時画像診断(AI)など、目ざましいものがあります。

とはいえ、横峯が「気持ちの力を信じたい」と言っていたように、AIにはできない仕事があるはずですし、そもそもロボットを動かすのは人間ですからね。そう簡単に医師の仕事はなくならないような気がする。

それにしても、第一話や第三話にもあるように今は情報過多の時代。患者が知ったかぶりしてドクターに治療方法をリクエストするような話も聞くし、先生たちも患者に気を使って「どうします?」的なことも多い。

欲しいのはロボットよりも信頼関係なのではないかと。

そんなことを考えさせられたコード・ブルー「もう一つの日常」です。1時間という短い時間の中にいろんな想いがつまっています。ぜひ、ご視聴あれ。

参考文献:北海道の健康をささえる「札幌医科大学附属病院の最新医療」

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