飯豊まりえが医師役『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』の面白さとは?

サイン法医学者柚木貴志の事件 ドラマ
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韓国の放送局「SBS」にて放送され、最高視聴率25.5%を記録した医療サスペンスドラマ『サイン』の日本版としてリメイクされたのが、大森南朋主演の『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』。

法医学研究員のベテラン解剖医が新人女性解剖医とコンビを組んで、遺体から発せられる「サイン」を追い求めていく、医療ドラマでありながら謎解きも楽しめる作品です。

新人女性解剖医には、最近トレンドドラマにひっぱりだこの「飯豊まりえ」さん。その他にも高杉真宙さんの刑事役など豪華キャストも見どころの一つ。

医療ドラマ好きなら見ておきたい作品ですよ。

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「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」

サイン-法医学者 柚木貴志の事件

放送日時:2019年7月11日~9月12日 木曜 21:00~21:54
脚本:羽原大介 香坂隆史
監督:七髙剛
音楽:澤野弘之 KOHTA YAMAMOTO
主題歌: 東方神起 「ミラーズ」(avex trax)

監修

医療監修:山本昌督 根本千草
法医学監修:高木徹也 奈良明奈
警察監修:石坂隆昌
法務監修:加藤正明

ロケ地

高崎市総合保健センター
千葉大学医学部
羽生総合病院(埼玉県羽生市)
聖ヶ丘病院(東京都多摩市)
済生会湘南平塚病院(神奈川県平塚市)
嘉月寿司(東京都葛飾区)
豊洲PIT
久里浜霊園  他

主なキャスト

柚木貴志(ゆずき たかし)/大森南朋

厚生労働省・警察庁管轄の日本法医学研究院に所属する解剖医。仕事の腕は一流だが、部下の失態に暴言を吐くことが多いため、煙たがられている。

中園景(なかぞの けい)/飯豊まりえ

新人解剖医。もともと臨床医を目指していたが、柚木(大森南朋)の恩師である兵藤(西田敏行)の著書に感動し解剖医を志すようになった。気が強い一面があり、柚木の暴言に対して怯まずに反論する。

兵藤邦昭(ひょうどう くにあき)/西田敏行

日本法医学研究院院長。柚木(大森南朋)にとっての目標だったが、のちに柚木の父・啓介の死に大きく関わる人物だったことが判明する。

伊達明義(だて あきよし)/仲村トオル

国立帝都大学医学部法医学教授。のちに日本法医学研究院院長となる。真実のためなら権力を利用することも厭わない。

和泉千聖(いずみ ちさと)/松雪泰子

警視庁捜査一課警視。柚木の元カノ。勝気な性格で酒癖も悪いが、仕事には一途なところがある。

高橋紀理人(たかはし きりと)/高杉真宙

警視庁捜査一課警部補。刑事としての経験は浅いが勘が鋭く、的を射た発言をして千聖(松雪泰子)を陰から支える。

島崎楓(しまざき かえで)/森川葵

自由民政党副総裁の娘。世間からは清楚な印象を持たれているがプライドが高く、通っている大学内では「楓様」と呼ばれている。

あらすじとみどころ

引用:TELASA

FILE1 死体は語る法医学サスペンス誕生!天才解剖医が盗んだ体のトリック

国民的人気歌手・北見永士(横山涼)がライブ会場の控室で遺体で発見された。事件現場からは指紋も採取されず証拠と言えるものが何もない。

警視庁捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)は、北見の遺体を「日本法医学研究院」へ搬送するよう指示。柚木(大森南朋)が解剖を担当することになったが、突然、国立大学の法医学教授・伊達明義(仲村トオル)が現れ、自分が北見を解剖するというのだが・・・。

伊達が解剖することに納得できない柚木が、「遺体を保管庫から盗み出して猛ダッシュで逃げる」などは、さすが韓国ドラマと言えるかも。

FILE2 自殺!? 他殺!? 都会と田舎2つの死体 見逃された殺意の痣

伊達(仲村トオル)が「日本法医学研究院」の新院長に就任した。

解剖医の柚木(大森南朋)は北見(横山涼)の死因を「窒息死」と断定。伊達の所見と真向から対立した柚木は、埼玉中央医科大学に飛ばされてしまう。

その処分に納得がいかない中園景(飯豊まりえ)は、北見が窒息死だったと証明できる唯一の証拠である「青い繊維」を保管庫から盗み出し、柚木のもとへ持ち込むのだった。 

柚木&中園コンビの歯車が回り始める。中園に対し表向きは冷たくあしらう柚木だったが、どんどんと中園の行動力に押されていく様子が見もの。

FILE3 消された犯罪密室での緊急解剖…!! 許されぬオペの結末

「日本法医学研究院」院長の伊達(仲村トオル)直々の指名で、柚木(大森南朋)は新人の中園景(飯豊まりえ)が担当する司法解剖に立ち会うことになった。

一方、伊達は副院長の橘祐輔(淵上泰史)を呼び出し、警視庁組織犯罪対策四課から託された射殺体の解剖を依頼するが、その解剖は20分という異例の早さで終了。

その頃、四課の捜査体制に違和感を覚えていた和泉(松雪泰子)と部下の高橋紀理人(高杉真宙)は、真相を突き止めるために独自捜査を始めていた。

和泉(松雪泰子)と高橋紀理人(高杉真宙)の、姉と弟のような掛け合いが微笑ましい。高杉ファンなら思わず胸キュン。

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FILE4 見えない毒!? セレブ病院の紅茶殺人 25年前の点と線…!?

日本法医学研究院院長の伊達(仲村トオル)は、日本法医学研究院のホームぺージで、ある書き込みを発見する。かつて「慶徳小笠原病院」で起きた医療ミス事件の際、「日本法医学研究院」が解剖結果をねつ造したというのだ。

そんな中、2人の男性がほぼ同じ時刻に別々の場所で、突然倒れて死亡するという不可解な事件が起きる。柚木(大森南朋)と中園(飯豊まりえ)はさっそく遺体を解剖するが特に異常は認められず、死因は心不全。

しかし、2人にはある共通点があった・・・。

医療ドラマらしい「病名の謎解き」が見もの。さらには、封印されていた医療ミスや、柚木の父親の過去もリンクさせ、医療ドラマの楽しさが際立つ。

FILE5 究極の選択!? 25年前の事件が導く毒トリック

兵藤が突然自死し、「慶徳小笠原病院」の現院長・小笠原達三(篠井英介)による医療ミス疑惑が浮上するなど、柚木は混乱を隠し切れないでいた。

そんな中、失踪していた「慶徳小笠原病院」の元看護師が遺体となって発見される。しかも、先だって亡くなった医師2人と同様、目立った所見はなく、解剖した柚木も心不全と判断する。

毒殺の可能性もゼロではなかったが、血液検査でも毒は検出されない。 

「見えない毒」とはいったい何なのか。ポイントは遺体が死後数日たっているのに腐敗が少ないこと。物語の一つの山場として目が離せません。

FILE6 絶対崩れないアリバイのトリック!? 残された“P”の謎

法医学の未来を守るためとはいえ、嘘の解剖結果を報告してしまった柚木(大森南朋)は自分を責め、日本法医学研究院を辞職する。

その矢先、女性会社員が何者かに金槌で頭を殴られ死亡する事件が発生。その遺体を担当した新人解剖医・中園景(飯豊まりえ)は、首元に残された「20P」という文字を見てがく然とする。

相棒を失い、独りぼっちになってしまった中園(飯豊まりえ)が、どう立ち直るのか。彼女の成長が垣間見れるFILE。

FILE7 真犯人登場!? “私殺してない” 魔性のファーストレディ

元同級生が作ったゲーム用シナリオに沿って、女性ターゲットを金槌で襲うという不気味な連続殺人事件が続いていたが、新人解剖医・中園景(飯豊まりえ)の妹・優(黒崎レイナ)も被害者の一人で、今も意識が戻らない。

その頃、国民的人気歌手・北見永士(横山涼)を青酸カリで毒殺した罪で服役していた宮島清花(柳美稀)が、刑務所のシャワー室で遺体で発見される。実は数日前、「自分は本当は無実だ」と和泉(松雪泰子)に連絡してきた矢先の出来事だった。

清花の言うことが事実なら、真犯人はいったい誰なのか。柚木には、一人の女性の顔が浮かんでいた・・・。

この時点で犯人の察しはつくものの、確たる証拠もなく嘘を暴くことができない。警察や解剖医が苦悩する中で、少しづつ犯人を追い詰めていくスリリングな展開が見もの。

FILE8 ついに最終章! 最後の証拠は青いクマ?権力への反撃開始

人気歌手・北見(横山涼)を毒殺した罪で、真犯人として所属事務所社長・会田幹彦(猪野学)と次期総裁候補・島崎藤一郎(小木茂光)の娘・島崎楓(森川葵)が浮上するも、決め手となる証拠がない。

島崎楓役の森川葵さんの演技力。なんとも小憎らしい演技で周りを翻弄させる姿に、ムカつく視聴者も多かったはず。

FILE9 衝撃最終回 柚木VS最恐悪女対決 まさか…号泣の結末

警視庁捜査一課の和泉(松雪泰子)と部下の高橋紀理人(高杉真宙)は、楓(森川葵)が元恋人の北見(横山涼)を窒息死させるために使ったと思われる、青いぬいぐるみを押収する。

日本のドラマであればハッピーエンドとはいかないまでも、ここまで残酷なエンディングにはならないかも・・・。

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関連作品

以下の関連作品は、U-NEXTで視聴可能。「お試しキャンペーン」を利用すれば、無料でみることができます(ポイント作品を除く)

飯豊まりえ出演作

飯豊まりえが出演している作品は計31作品。下記はその一部です。

引用:U-NEXT

高杉真宙出演作

飯豊まりえが出演している作品は計47作品。下記はその一部です。

引用:U-NEXT
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最後に

原作が韓国ドラマだということもあって、えっ?と思う場面もありますが、韓国ドラマならではの意表をついた展開やストレートな感情表現など、いつも見ている医療ドラマとは違った新鮮さがありました。

また、飯豊まりえさんにしろ高杉真宙くんにしろ、今では押しも押されもせぬ人気俳優。ちょっと昔の作品を見ると、俳優さんたちの当時の初々しい姿が見られてなつかしさでいっぱいになります。

「目の前にあるサインを見逃さない」

法医学者だけでなく私たちの日常にも大いに言えることかもしれませんね…。

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