映画「感染列島」名言。たとえ明日地球がほろびるとも今日君は…?

感染列島 映画
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しばらくぶりで映画「感染列島」を視聴しました。感想はひとこと、「怖かった…」。

この作品は実際に起きた「鳥インフルエンザ」をモチーフにした映画ですが、公開時に見た時よりも怖く感じたのは、おそらくコロナの現状とリンクしたからだと思います。

今回は、映画「感染列島」のあらすじやキャスト、見どころ、視聴した方の口コミをご紹介しています。

ちょっと怖いシーンもありますが、必ず胸にささるものがあるはずです。是非、最後までご覧ください。

この作品は「血が吹き出す」「ゾンビに襲われる」「ニワトリを処分する」などグロいシーンが多々あります。

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映画「感染列島」

医療ドラマまにあ

基本情報

公開日2009年1月17日公開 東宝
企画下田淳行
脚本・監督瀬々敬久
プロデューサー平野隆
医療監修森毅彦(慶應義塾大学病院 血液内科)
撮影協力新潟市民病院、茨城県立医療大学 他
フィリピン撮影協力Rsvp Film Studios Philippines
主題歌レミオロメン「夢の蕾」

キャスト

役名キャスト役柄
松岡 剛妻夫木聡いずみ野市立病院 救命救急医
小林 栄子檀 れい世界保健機関(WHO)メディカルオフィサー
安藤 一馬佐藤浩市(友情出演)いずみ野市立病院 救命救急医
宮坂 宮川一朗太いずみ野市立病院 救命救急医
高山 良三金田明夫院内感染対策主任
仁志 稔藤 竜也畜産大学獣医学教授
深見 修造田山涼成いずみ野市立病院 院長
池畑 実和キムラ緑子いずみ野市立病院 看護師長
三田 多佳子国仲涼子いずみ野市立病院 看護師
三田 英輔田中裕二(爆笑問題)多佳子の夫
三田 舞松本春姫(子役)多佳子の娘
真鍋 秀俊山中聡第一感染者
真鍋 麻美池脇千鶴秀俊の妻
立花 修治嶋田久作麻美の父
鈴木 浩介カンニング竹山フリーのウイルス研究者
神倉 章介光石 研養鶏業
神倉 茜夏緒章介の娘
本橋 研一太賀茜の彼氏

あらすじ

医療ドラマまにあ
ウイルスの正体は?

松岡剛(妻夫木聡)が救命救急医として勤務する「いずみ野市立病院」に、一人の急患が運び込まれる。

その患者は松岡が風邪だと診断して帰宅させた男性だったが、熱、痙攣、吐血などの多臓器不全を起こしていた。

当初は、ニワトリを経由した新型インフルエンザが疑われたが何かが違う。皆、エボラに似た出血があり、タミフルを含めあらゆるワクチンが効かなかったからだ。

ウィルスの正体がわからず有効な治療法もみつからないまま、ついに患者は死亡。無力さを嘆く松岡をよそに事態は悪化するばかりだった。

ついには同僚の医師・安藤(佐藤浩市)をはじめ、外来・入院患者達、看護師までもが感染し病院はパニック状態に陥ってしまう。

事態の調査と感染拡大を防ぐため、世界保健機関(WHO)からメディカルオフィサーとして小林栄子(檀れい)が派遣されてきたが、栄子の姿を見た松岡は動揺を隠せない。なぜなら栄子は大学時代の恋人だったからだ。

その頃すでに、病院は患者はあふれかえり呼吸器も足りない。

栄子は、回復見込みのない患者(いわゆる黒タグの患者)から呼吸器を外し、まだ回復の可能性がありそうな患者に呼吸器を移すなど黙々とトリアージを進めた。

はじめはそのやり方を非情だと非難していたスタッフたちも、そうするしかない現実を知り栄子を信じて共に戦っていく決心をする。

とはいえ一向にウイルスの正体はつかめず、『神の責めBLAMEブレイム)』とまで言われるようになり、感染爆発(パンデミック)は時間も問題だった。

松岡は、最初に亡くなった患者の妻・真鍋麻美(池脇千鶴)がカギを握っていると睨み、父親が東南アジアのアボンという土地で医師をしていたことを突き止めた。

松岡と、最初に鳥インフルエンザの変異だと診断した畜産大学教授の仁志(藤竜也)は現地を訪れ、調査を始めるがそこで二人が見たものは・・・

トリアージとは

負傷者の重症度に応じて、治療や搬送順位を優先度別に4色の色で分けること。訓練や研修を積んだ医師や保健師、看護師等の医療従事者により行われます。

医療ドラマまにあ
引用:豊橋市役所ホームページ

口コミ

日本では鳥インフルもSAASも映画ほど蔓延しなかったけど、コロナは日本国内では他国に比べて爆発な蔓延ではないけど、長期化してるという意味ではインパクト大ですよね。
医療や飲食の現場はとても大変だと思います。映画の中の他人事、ではないですよね。

映画.com

未知のウィルスに感染。しかも発症経路が原因不明。患者はスゴイ状態で発症、死亡。
治療方法も解らないまま、パニック状態の医師、患者、日本全土。

そんな中でも、衝突しながら、信頼関係を築いていく医師たち。

有りうるから怖い。
電車の中で、隣の人が咳をしただけでも「うわっ」と思うくらいだし。

CGとわかっていても、渋谷や大阪などの無人の景色はスゴイかも。

しかし、あれだけ感染しそうな中にいても、ブッキーは何故移らないのか^^;
あと、なんとなく呆気ないラスト。

 MOVIE WALKER

感染列島をまた観た。何度も観ているが、やはり感動した。この映画を観て、今日の世界的なコロナ戦争のことを考えた。

私はコロナ戦争については何よりも2つのことが大切だと思っている。まず感染予防を徹底させること、もう1つは人の心の問題だ。

これはほとんどニュースでも言われることはないが、私は心の問題こそ、感染予防と同様に重要だと思う。心の問題とはすべてのものに感謝して、和解して生きることだ。

これは神さまの波長と合っていて、うまくいく秘訣なのだ。この映画は様々なことを考えさせてくれたと思う。今年は笑顔あふれる一年になることを心から祈っている。

映画の時間

感染列島を観た。今、世界中でコロナ戦争が起こっていて、私たちは苦しんでいる。この映画はコロナ禍の今こそ、一見の価値があると思う。その意味で素晴らしい作品だ。

MOVIE WALKER

とにかく辛い…ウイルスも人も…。とにかく苦しくて見ていられなくなる場面がたくさんあった…でもさ、このコロナ禍に似たようなことが世界中であったと思うともっと苦しい…

フィルマークス

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「医療ドラマまにあ」としての感想

映画「感染列島」
リンゴの花

この作品は、日本において未知のウイルスが蔓延した場合、人々や医療現場がどのような事態となるかが描かれていますが、この十数年後に実際起こるとは誰が予想したでしょうか。

死者数などは違えど、コロナ病棟の苦悩やパニックは勝るとも劣らない。このコロナ禍において多くの医師や看護師さんたちが職場を去ったそうですが、一体誰に責められるというのでしょう。

愛する人の命がどんどん消えていく、明日自分が生きていられるかどうかもわからない。そんな状況になったらみなさんなら最後に何をしようと思いますか?

礼子(檀れい)が松岡(妻夫木聡)に残したのは、この言葉です。

たとえ明日地球がほろびるとも 今日君はリンゴの木を植える
Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree.

ドイツの宗教改革者・ルターの名言

私は、「いま自分にできることを精一杯やろう」という意味だと思っています。

また、リンゴの木を植えたら花が咲くのが見たい、花が咲いたら実がなるのが見たい。そうやって希望を少しづつ繋いで人は生きていくのだろうと思うのです。

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