手越祐也が石原さとみの相手役?ドラマ「氷点2006」のあらすじは?

氷点 ドラマ
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ジャニーズのアイドルグループ「NEWS」を卒業して、数々のバラエティー番組などで活躍中の手越祐也くん。実は、2006年のドラマ「氷点」で、石原さとみ演じる「陽子」を慕う役で出演していたのをご存知ですか?

2006年といえば彼がまだ10代の頃。陽子を慕う純真無垢な青年を見事に演じていました。

今回は「氷点2006」のキャストやあらすじを振り返りながら、手越くんの役どころに迫ってみたいと思います。

まだ黒い髪の毛の若かりし手越君。是非最後までごらんください。

ネットで借りて、ポストへ返す。TSUTAYA DISCAS

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ドラマ「氷点2006」

「氷点」とは

放送日前編 2006年11月25日
後編 2006年11月26日
原作三浦綾子「氷点」「続・氷点」
脚本野依美幸
監督藤田明二(テレビ朝日)
音楽アンドレ・ギャニオン
主題歌元ちとせ「六花譚(ロッカバラード)」
制作テレビ朝日

1963年に朝日新聞社が、大阪本社創刊85年、東京本社創刊75周年の記念事業として懸賞小説を一般募集。賞金は1000万円。

「既成の作家、無名の新人を問わない」という触れ込みで募集しましたが、当時全くの無名だった三浦綾子さんの作品が入選し、その名を世に知らしめるきっかけとなりました。

朝日新聞の連載終了後は、繰り返し映像化が実現。また台湾や韓国でも数回リメイクされるほどの「名作」となっています。

挿入歌

玉置浩二「氷点」

映像を見なくても「冬の北海道」を連想させ、ドラマを見てから聞くと全ての贖罪を包み込んでいるような切ないメロディーですよね。

物語の舞台である、北海道旭川市出身の玉置浩二さんだからこそ浮かぶメロディーなのかもしれませんね。

もともとこの曲は1989年版の主題歌として制作されましたがその後も要所要所で使われ、一般的にはこの曲が氷点の代名詞のような楽曲になっています。

キャスト

北大病院
役名キャスト役柄
辻口陽子石原さとみ辻口家の養女。明るく素直で他人の悪意をも善意に受け取る屈託のない少女
辻口夏枝飯島直子陽子の養母で徹とルリ子の実母。表向きは品の良い「奥様」だが、実は自己中心的でわがまま、自分の美貌にもうぬぼれている
辻口徹手越祐也(NEWS)辻口家の長男。陽子の五つ上の義兄。北海道大学医学部の学生
辻口ルリ子永井穂花(子役)辻口夫妻の長女。わずか3歳にして佐石土雄に殺害される
辻口啓造仲村トオル夏枝の夫で陽子の養父。辻口病院院長。一見温和そうに見えるが、嫉妬深く生真面目で神経質
島田辰子岸本加世子夏枝の従兄弟。姉御肌で思いやりがあり陽子が慕っている一人
村井靖夫北村一輝辻口病院の眼科医。院長の妻と知りながら夏枝に関係を迫る
松崎由香子本上まなみ辻口病院の事務員。啓造に憧れ以上の気持をもっている
北原壮太窪塚俊介北海道大学理学部の院生。徹の紹介によって陽子と知り合い、彼女を真摯に愛する好青年
三井恵子賀来千香子陽子の実母。夫の出征中に不倫をして陽子が生まれた
三井達哉中尾明慶恵子の次男で陽子とは異父姉弟にあたる。北海道大学理類部の学生
佐石土雄吹越満ルリ子を殺した犯人
相沢順子貫地谷しほり佐石土雄の実子
高木裕介陣内孝則啓造の大学時代からの親友で産婦人科医。ルリ子を失って憔悴している辻口家に陽子を斡旋した
辻口陽子(老年期)竹下景子
北原壮太(老年期)津川雅彦

あらすじ

物語は60代になった陽子(竹下景子)が、自分の半生を振り返るシーンから始まります。

◆前編

北海道旭川にある辻口病院の一人娘ルリ子はが、院長夫人の夏枝(飯島直子)と辻口病院の眼科医、村井靖夫(北村一輝)の密会中にいなくなり佐石土雄(吹越満)に殺害されてしまう。

憔悴しきった夏枝は、「ルリ子の代わりに女の子が欲しい」という。夫の啓造(仲村トオル)は自分を裏切った妻への復讐心から、妻には内緒で殺人犯、佐石の娘を引き取って育てる計画を思いつく。

何も知らない夏枝はその子を「陽子」(石原さとみ)と名付け溺愛したが、ある日書斎で啓造の日記を見付け、その内容から陽子が佐石の娘であることを知ってしまう。

それからというもの当然陽子を愛せるはずはなく、給食費を渡さない、発表会の衣装も作ってやらない、挙句の果てに答辞で読むはずの奉書紙を白紙に擦り替えるなどの意地悪をするようになる。

自分が実の子ではないと知ってしまった陽子は、そんな母を憎むどころか、血の繋がりのない自分を育ててくれたことに感謝さえする。

辻口夫妻の実の息子である徹(手越祐也)は、陽子が母に虐められるたびにかばってきたが、事実を知ってからは陽子に対して異性としての愛情を持つようになっていた。

とはいえ自分は陽子の兄であり続けるべきだという思いもあり、大学の友人である北原壮太(窪塚俊介)を陽子に紹介する。

陽子と北原は文通などで気持を交わすようになるが、陽子が高校2年生の冬、夏枝の意地悪心から、陽子が殺人犯の娘であることを本人と北原の目の前で暴露してしまう。

翌朝、陽子は薬を飲んで自殺を図ったが、発見が早く一命を取り留めた。

◆後編

陽子の本当の父親は佐石土雄(吹越満)ではなかった。啓造(仲村トオル)の友人で夏枝のことも良く知っている高木(陣内孝則)が嘘をついていたのだ。

陽子の実の母は、不倫の結果として生まれた陽子を乳児院に預けたあと再婚し、今は幸せに暮らしているという。

その話を聞いた徹(手越祐也)は、陽子の実母、三井恵子(賀来千香子)に会い陽子の近況を告げるも、動揺した恵子は車の運転を誤り事故を起こしてしまう。恵子も子供を捨てた事に対する罪に苛まれていたのだ。

そんな母の様子を不審に思った次男の達哉(中尾明慶)は、ある日、大学で母にそっくりな陽子を見かける。

達哉はどうにかして陽子を恵子に会わせようとするが・・・。

手越くんの口コミ

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「氷点シリーズ」はどこで見られる?

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今回ご紹介した「氷点2006」は、TSUTAYA DISCASのお試し期間を利用すれば無料で見ることができます。

参考までに「氷点」歴代キャストと配信状況は以下のとおりです。

公開日主なキャスト視聴できるサービス
1966年1月23日 – 4月17日新珠三千代 内藤洋子 
岸田森 芦田伸介
TSUTAYA DISCAS
1971年1月4日 – 3月12日小山明子 西山恵子 
久保明 安井昌二
配信なし
1971年10月25日 – 1972年 1月24日南田洋子 二谷英明 
島田陽子 近藤正臣
配信なし
1981年3月30日 – 6月26日野際陽子 近藤洋介 
荻島眞一 加賀まりこ
配信なし
1981年4月9日紺野美沙子 三田佳子 
長門裕之 石田純一
配信なし
1989年4月6日 – 4月7日いしだあゆみ 津川雅彦 
万里洋子 髙嶋政宏
野村宏伸 泉ピン子
配信なし
2001年7月12日 – 9月20日浅野ゆう子 末永遥 
三浦友和 吉田栄作 
戸田恵子
U-NEXT
dTV
2006年11月25日・11月26日キャスト参照TSUTAYA DISCAS
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最後に

この作品の中にはたくさんの「罪」があります。

幼い子供を殺してしまった佐石、夫に内緒で逢瀬を続ける妻、既婚者を愛してしまった村井や由香子(本上まなみ)、最後まで真実を隠していた高木、夫ではない子供を産み捨てた恵子。

また自分の罪ではないけど、佐石の本当の娘、順子(貫地谷しほり)も父親の罪に一生縛られて生きていかなければなりません。

さて、自分はどうだろう。今までにいくつの「罪」を犯し、許され、生かされてきたのだろうか。

最後のシーンでは陽子が、

『人は罪を背負ってる。恨み、憎しみがあっても関わり合っていかなければならない。辛くても傷つけ合っても、許し合って行かなければ生きていけない』

とつぶやくのですが、陽子はまだ自分が罪を背負っていることを嘆くのです。なぜなら、自分を産んで捨てた母、恵子の罪を許さないまま恵子が他界してしまったから。

そう考えると、誰しも死ぬまでなんらかの贖罪を背負って生きていくのでしょうね…

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